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「バチェラーだけど、モテなさそう!?」ローズを奪い合った3人が語る共通認識…“真面目すぎる男”の意外な素顔とは【ネタバレあり】

  • 2025.6.16

※以下の内容は、『バチェラー・ジャパン』シーズン6の7話までの内容を含みます。

6月19日(木)にいよいよ最終話が配信される『バチェラー・ジャパン』シーズン6。旅の終盤まで残った石森美月季さん、小田美夢さん、辻本菜々子さんにインタビューを実施。全14名の女性参加者のなかで、バチェラー・久次米一輝さんの想いをつかみ、ここまでたどり着いた3人。それぞれが抱いていたバチェラーに対する意外な印象や、感情が揺れ動く旅のなかでの気づきとは……?恋のライバルでありながら互いを認め合い、深い絆を育んだ3人が、忘れがたい時間を振り返ります。

「絶対に運命の人だと思った」「全然目が合わなかった」ラスト3名、恋のスタート地点

――14人の中の最後3人に残りましたが、参加された当初、自信はありましたか?

辻本菜々子(以下、辻本) 私はすごく自信がありました!最後の5人に残るぐらいまでは割と心に余裕があったんです。みんながデートへ行くときも「どうぞ楽しんで~」くらいの余裕があったほど、(バチェラーに)会った瞬間から「絶対に運命の人だ!」と感じていました。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6 参加者の辻本菜々子さん

石森美月季(以下、石森) 私は、最初は全然自信がなかったです。最初のローズセレモニーも、名前が呼ばれたのが最後でしたし、その後も全然デートに呼ばれなくて……。みんなで会っているときも、(バチェラーと)全く目が合わなかったんですよ。だから全然自信がなかったんですが、ホワイトローズデートで、安心感を覚えるような居心地のいい空間を過ごすことができて、徐々に「もしかしたら……」という気持ちが湧いてきました。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6 参加者の石森美月季さん

小田美夢(以下、小田) 私は全然自信がなかったですし、残れると思ってなかったんですけど、「大好き!」という気持ちが一番強いという自信があったので、その気持ちで自分を支えていたという感じでした。

『バチェラー・ジャパン』シーズン6 参加者の小田美夢さん

――“恋敵”となる女性がドレスアップして勢ぞろいする最初のカクテルパーティーのことは覚えていますか?

辻本 最初のカクテルパーティーで他の参加者とも初めて会って、あの場でようやく女の子たちの名前とお顔を知ってお話しできたので、「どの子が強敵だ~?」と獲物を狩るライオンのような目で女の子のことばかり見ていました(笑)。

石森 私は入場するのが最後だったので、すでにみんなの“輪”が出来上がっていて……。「どうしよう、どうしよう」と思ったのを覚えています(苦笑)。でも、結構みんな話しやすくていろんなお話をしました。

小田 私は、パッと見たときに「みんな可愛い……!」と思って。それ以上見ると、自信がなくなってしまうと思ったので、彼だけに集中して他の子のことは考えないようにしました。

――『バチェラー・ジャパン』シリーズは、事前にご覧になりましたか?

辻本 私はもともとシリーズの大ファンで、『バチェラー・ジャパン』も『バチェロレッテ・ジャパン』も全部観ていたんですが、準備として改めてシーズン5を見直しました。

石森 私も行く直前に『バチェラー・ジャパン』シーズン3~5は全部観ました。でも、いざ旅に行ってみたら「もっとこういう視点で見ておけばよかった」というのがすごくたくさんありましたね。

辻本 確かに!「前の参加者の人は、こういうときの服装、どうしていたっけ?」みたいな会話はしたよね?

石森 そうそうそう!

辻本 デートによってはパンツスタイルが良い場合もあって、「パンツスタイルのデートは、どういう服を着ていた人が多かったかな」とか「どういうデートをしていたかな」とか、ね!

石森 「どういう会話をしていたんだろう」とかね。

小田 私もばっちり予習はしていて、とりあえず「ファーストインプレーションを乗り越えないとダメだ!」と思っていたから、そのシーンだけはシーズン1から5まで全員分観て、どんなふうにアピールしているかをしっかり勉強していきました。

バチェラーだけど「モテなさそう」!?意外過ぎる久次米一輝の真の姿

――バチェラー・久次米さんの第一印象はどうでしたか?

辻本 事前にお顔とお名前とご職業は知らせていただいたんですが、顔が“どタイプ”だったので、そのときに叫びましたね!大絶叫しました(笑)。それが第一印象です。「私のために選んでくれたのかな?」と思うくらいタイプでした。

小田 私はチワワが大好きなので、「(バチェラーが)チワワに似ていて可愛い♡」という印象でした。「こんなきれいな目の人は初めて見た」と思い、好印象でした。

――石森さんはこの旅よりも前にバチェラーとは会ったことがあったそうですが、初対面のときを覚えていますか?

石森 初めての日本で会った時はすごくクールな印象で、会話も「どうも」くらいしか交わさなかったんです。でもマレーシアで会ったら、またちょっと印象が違いました。タキシードを着ていたので「全然違う人に見える!」と思ったんですけど、話してみると「意外とフランクに話してくれるんだな」と思いました。

――旅が後半になっていくにつれ、デートの内容も濃くなっていったと思います。バチェラーの印象はどう変わっていきましたか?

辻本 いい意味で、「モテなさそう……」というふうに思いました(笑)。

――えっ!バチェラーがモテなさそう(笑)?

石森 わかる、わかる(笑)!

小田 うん(笑)。

辻本 顔がカッコ良いので、最初は「女の子からモテまくりの人生」みたいなのを想像していたんですけど、「誠実でおとなしい方」という印象に変わりました。そんなに派手なことを好まない方だというのが、すごくギャップがあって好印象になりました。

小田 「チワワみたいな可愛い感じ」の印象はずっと変わらないんですが、誠実で優しくて、嘘がない人だと、私も思いました。

石森 私も、真面目ですごく誠実だなと思いました。それに、外見や雰囲気からは柔らかくてニコニコしてる感じなんですけど、すごく軸があってブレない感じも素敵だと思いました。デートで「それってこうなんじゃない?」と私が言っても、変に合わせることはせずに「俺はこうだと思う」と、しっかりと自分の意見で返してくれて。

小田 私も、意見をすごくはっきり持っている方だなと思った。それがゆえに考えていることが顔に出やすいからすごくわかりやすいし……(笑)。そういうのもあって、「嘘がない」という印象です。

――画面からは久次米さんが“わかりやすい表情”をするとは感じにくかったのですが、実際には感情の変化がわかりやすい方なんですね。

辻本 女の子からしたら、結構感じ取っていたかも(笑)。

石森 「今、疲れているんだろうな」とか「眠いんだろうな」とかは結構あったよね。

辻本 あったね~。

バチェラー旅を彩った“3人の関係”のリアル

――最後の3人まで残ることで、他の2人の存在がご自身の恋や言動に影響したことはありましたか?

辻本 やはり意識する人数が減っていくので、2人のちょっとした言動や、一輝とどんなお話をしたかなどは、すごく気になるようになりました。

石森 私も「自分だけに頑張って集中しよう」と思っていたんですが、2人が最初から結構積極的に動いていて、気持ちをちゃんと言葉で伝えているところを見ていました。そこで「私も頑張らないと!」となった部分はありましたね。

小田 私は最初から他の子のことは気にしないようにしてたんですけど、最後の方になってくるとやはりデートの話を聞いて毎回泣いちゃったりして……。ダメージはありましたが、その分「次に会った時は何を話そう」と考えていました。

――他のお2人の印象をお聞かせください。辻本さんは、どんな方ですか?

辻本 えーっ!緊張する(笑)!

石森 本当におしゃべりが面白い人です。第一印象はすっごくフワフワしているアイドルみたいな子に見えて「ちょっと合わないかも……」と思ったんですけど(笑)、でも話してみたら芸人さんみたいで、すっごく面白くて!

辻本 褒めてる(笑)?

石森 褒めてる(笑)!あとは、自分も厳しい状況にいる時でも慰めてくれて、周りへの配慮も忘れないところがすごく素敵だなと思ってます。

――どんなときに慰めてくれたんですか?

石森 (小田)美夢がサプライズローズをもらって帰ってきたとき、「悲しかったよね、大丈夫?」ってハグしてくれましたね。

小田 ジャグジーデートのとき?

石森 そうそう、そのとき、撃沈してたので……(苦笑)。

――小田さんから見て辻本さんはどんな方ですか?

小田 なっぴ(辻本さん)は、最初部屋も一緒だったこともあって、本当のお姉ちゃんだと思うくらい一番感謝している人です。最初に会ったときは「タイプが似てるな」と感じていました。「ライバルだな」とも思ったんですけど、こんな可愛くて話も上手なだけじゃなくて、すっごく面白い人なんですよ。物まねがすっごく面白いんです!

辻本 女子校の“休憩時間あるある”みたいやつとかね(笑)。

小田 部屋に猿が来たことがあったんですけど、私が怖がっていたら、猿の物まねもして。

辻本 「こんな猿がいたよ」っていうのを表現してた(笑)。

――小田さんはどんな方ですか?

辻本 最初、美夢のことは「保護猫みたい」と思っていたんですよ。毛を逆立てた警戒心丸出しの子猫みたいな感じだったんですけど(笑)、徐々に警戒心が溶けてくると、可愛い妹みたいな感じで甘えてくるんです。ただ可愛いだけじゃなくて、しっかりとした軸をしっかり持っていて、自分なりの一輝との向き合い方っていうのを持っているんです。私や美月季は、結構ベラベラとデートの内容をしゃべるんですけど、美夢はちゃんと自分の中で、2人の思い出を大事に心にしまっていたのを見て、すごく芯の強さを感じました。

石森 “自分との戦い”じゃないけど、自分ひとりでいろんなことを考えて行動して、それを糧にして進んでいく一匹狼的なカッコよさがあったよね。一番年下で“可愛い妹”なのに、そういうところはすごくカッコよくて尊敬してます。

小田 嬉しい♡ そう思ってくれてよかった。

――石森さんはどんな方ですか?

辻本 美月季は私の中で一番ギャップあったかもしれない。見た目から、“強い系”の女の子なのかなと思ったんですけど、実は一番繊細だし、一番性格が良いんじゃないかって思う。例えば一輝と昔から知り合いだったっていうのも、私だったらポジティブにとらえると思うんです(笑)。でも美月季は、2人の関係が恋愛になるかどうかについて、ずっと真剣に悩んでいたところが、すごく繊細だと思いました。

石森 初めて聞いちゃった!そういうふうに思ってくれていたんだなって。

小田 私もギャップの塊だなと思った!美しくて中身も本当に優しいっていうのは、最初に会ったときから分かっていて、本当に“パーフェクト”に見えたから、少し近寄りがたいかなと思ってた。だけど、荷物の整理が苦手だって……(笑)。

石森 (笑)!

辻本 本当にそう!

小田 パッキングの度に大変そうで、スーツケース持ってこけていたこともあったよね(笑)。私はその様子を「美月季、転んでない?」って言いながら遠くで眺めてました(笑)。

石森 全然助けにきてくれなかった(笑)。

辻本 (笑)!

小田 素を見せてくれましたね。私だったらそういうのを結構隠してしまいがちなんですが、全部見せてくれたので、大好きになりました。

交錯する予感と覚悟 それぞれが抱くファイナルローズへの想い

――第7話でバチェラーのご家族と会ったときについてお伺いします。辻本さんはその後のバチェラーとのツーショットで交わしたハグを振り返って「(お別れの)予感がしていた」とおっしゃっていました。

辻本 まさに彼はわかりやすい方なので……(苦笑)。ご両親と会った後のツーショットの時間で、私は「あ、もしかしたら……」というのを感じちゃったんです。それで、お別れの時間になったときに「最後にできることはやろう」と思ったのと、すごく寂しくなってしまって、最後にハグをしに行きました。「気がついたらハグしに行っていた」という感覚に近いです。

――「もしかしたら……」と感じた理由は、決定的な事があったわけではなく、“空気感”だったのでしょうか?

辻本 そうですね、空気感です。確かに、かけてくれる言葉も眼差しもいつもと変わりませんでした。ですが、なんかわかるんですよ。心の中で通じてしまうというか……。やはりあれだけ彼と向き合う時間が長かったので、なんとなくわかってしまって。実はあの日の夜、美夢と美月季にお手紙を書いたんです。今まで全くそういうことはしなかったんですけど、「これで最後だな」という覚悟があったので、「ありがとう」と書いて2人に渡しました。

――辻本さんからお手紙をもらって、お2人はどう感じましたか?

石森 手紙をもらったことは嬉しかったんですけど、あのときは全員が「自分が帰る」と思っていたと思います。理由はそれぞれあると思うんですが、私は(辻本さんと小田さんの)2人がご家族に会った後のツーショットで話した内容を聞いて、2人の方がすごく強い言葉で想いを伝えられていたなと思って。私はそれに比べてちょっとふわってしてる感じで終えてしまったと思ったんです。後悔が残って「あぁ、ダメかもな……」と思いました。

小田 私もダメだと思っていました。「大好き」という気持ちはずっとあったんですけど、自分の中で“結婚”ってすごくハードルが高くて。そのように葛藤している中でご両親に会ったから、多分全部見透かされただろうなって思ったし、一輝くんも気づいただろうなって思って「もうダメだ」と思いました。

――そして第7話で石森さんと小田さんのお2人に絞られます。当時の心境はどうでしたか?

石森 私は、最後の2人になったときには「もうどっちに転んでも大丈夫」と思っていました。投げやりな気持ちではなくて、できることは全てやって、あとはもう彼の選択だから任せよう!という気持ちでしたね。

小田 私は最後の2人になるとは本当に夢にも思ってなかったので「ここまで選んでくれたのなら、最後も選んでくれるよね?」という気持ちでした。

――小田さんはバチェラーとのツーショットデートのとき、すごく大胆なアクションをされていました。一方で、「大人になってから、お付き合いしたことがない」という告白もあり、意外でした。

小田 実践はしたことがなかったのですが、いろんな映画やドラマをたくさん観て、いっぱい学んでいたので(笑)。

――「こういうことやってみたい!」という憧れのようなものがあったんですね(笑)。

小田 そうそう(笑)!そうです!

――選ばれなかった場合のことは考えたことはありましたか?

小田 選ばれなかったときのことは全く考えてなかったです。もう「人生が終わる」って思っていました(笑)。

石森 私は、選ばれなかったとしても「好きになれてよかったな」と思える人だと思いました。自分自身にもすごく成長を感じられたので、選ばれなくても、ポジティブな部分はすごくあるかなと思いました。

――辻本さんは、久次米さんとの恋はどういう恋だったと振り返られますか?

辻本 「この人と結婚するんだろうな」と思って日々デートをしていました。一輝には、今までの人生でしたことのないような恋愛をさせてもらったと感じています。今までの恋愛では、男性に対してベクトルを向けていた部分がありましたが、今回の旅では自分の内面を見つめながら恋愛ができました。多分一輝は一輝で、自分を見つめながら恋愛をしていたと思うので、そういう人と恋をするってこんなに素敵なんだというのを学ばせてもらいました。すごく感謝しています。

――では最後に、最終話に向けてメッセージお願いします。

辻本 優しい子たちが多かったシーズンだったかなと思うんですけど、意外とみんな泥臭くここまで走ってきて、ラスト2人も一輝も、最後の最後まで這いつくばってボロボロになりながらゴールに向かっていると思います。みなさんにはゴールテープを持って待っているような気持ちで、温かく見守ってほしいなと思っています。

石森 恋愛だけではなく、それぞれの人としての成長も見られる旅になったと思っています。まだまだこれからも見どころがありますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

小田 自分の話になってしまうのですが、最後の最後まで気持ちを伝え続けるので、必死な姿を最後まで見守ってほしいです。そして、やりきった先に何があるか、何を感じるのか、最後まで見届けてほしいです。

(了)

※辻本さんの「辻」は正確には一点しんにょう

『バチェラー・ジャパン』シーズン6概要

Prime Videoにて独占配信中
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0F8KCJ24Q
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話 配信中
6月12日(木)20時 第5話-第7話 配信中
6月19日(木)20時 第8話-第9話 配信開始
製作:Amazon
©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
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