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「Tinder攻略本が爆誕!?」公式本『Tinder®公式 初対面に強くなる』を読めば分かる“第一印象で圧倒的にリードする方法”と“マッチングアプリに向き合う意味”

  • 2025.5.8

マッチングアプリは私たちにとって、新しい出会いにおける当たり前の選択肢の一つとなった。しかし、マッチングアプリからいい恋愛をスタートすることは、決して簡単ではないと思っている人も多い。マッチングアプリは他のツールと比べても、出会うこと自体が簡単で手軽で、金銭的負担もかかりづらい。だからこそ流行しているはずなのに、「とりあえずマッチングアプリを始めれば余裕」という価値観の人が多いわけではない。マッチングアプリを使っても、上手く出会えない。そう感じたことがある全ての人に読んで欲しいのが、この“Tinder公式本”=『Tinder公式 初対面に強くなる – 「初手」で圧倒的にリードする』なのだ。

本から分かることを3行で紹介!

1.マッチングアプリで「いい人」を引き寄せる方法

2.なぜマッチングアプリに不安を感じてしまうのか

3.恋愛以外でも実践できるコミュニケーションメソッド

「いい人がいたら付き合いたい」けど、いい人が何か言語化できない私たち

Tinder(ティンダー)といえば、日本でも最も気軽に始めることができるマッチングアプリの一つだ。日本のマッチングアプリの多くは、女性は無料で使えるものの、男性は月極料金が発生するものがほとんどである中で、Tinderは数少ない、男女の基本料金が無料のマッチングアプリだ。今回ご紹介するのは、まさにそのTinderが公式に出版した本だ。

しかし、Tinderに「気軽すぎる」イメージを持つ人も少なくないかもしれない。検索には特化しておらず、ランダムに表示される異性をスワイプする形式であることや、無料がゆえに相手の利用目的が分かりづらいことなどをデメリットに感じる人もいるかもしれない。Tinderに限らず、注意深く警戒心の強い日本人には、多くのマッチングアプリはまだ「不安要素があるもの」でもある。

しかし、このTinder公式本――『Tinder®公式 初対面に強くなる「初手」で圧倒的にリードする』を読めば、なぜ私たちがこんなにも、Tinderやマッチングアプリでの出会いそのものに不安を感じてしまうのかが、とてもはっきり分かる。

この本はTinder公式本とは言っているものの、Tinderで無双する方法が記されているわけではない。いや、読めばきっとTinderでのマッチング体験も豊かになるのだが、Tinderに限らず、初対面のあらゆる出会いに強くなるという本なのである。

現在、Tinderでは自身の利用目的をプロフィールに設定することができるのだが、本によれば利用目的として最も多いのは、恋人がほしいでも友達がほしいでもなく、いい人がいれば付き合いたいなのだという。

ここでいう「いい人」がどんな人なのか、自分にとってのいい人とはなんなのか、明朗に回答できる人は多くはない。しかし、それでいい人と出会えるかと言われれば……答えが分からなければいい人を見逃すかもしれないし、悪い人に気づかず、我慢して交流してしまうかもしれない。だからこそ、マッチングアプリでの出会いも運任せになってしまう。

しかしこのTinder公式本を読み終わる頃には、それぞれの「いい人」を、今より具体的に言語化できるようになるはずだ。

オンラインでの出会いに強くなると、自己PR力と人間関係の構築力が身に付く

令和ロマン・松井ケムリがにっこり微笑む帯がついた本を開いてみるとすぐに分かるのだが、この本は文字数はあまり多くない。ストレートかつ最短の言葉で、本当に必要なことだけを伝えようとしている意図が伝わってくる。

本は3つのチャプターに分かれており、最初のセクションには「初対面に強くなると恋愛でもビジネスでも武器になる!」とある。たしかに、初対面に強いことは一つのスキルであり、何も恋愛だけに活かされることでもない。

このチャプターをしっかり読み込むことで、マッチングアプリでの出会いや初対面の異性を必要以上に怖がってしまうことがなくなる。相手のプロフィールチェックの方法、チャットでのコミュニケーション術を始めとし、自分にとってのいい人を手繰り寄せ、よくない人と距離を取る方法が記されている。

次のチャプター「学校では教えてくれないオンラインでの出会い方」では、本とともに紙とペンを用意することで、マッチングアプリの出会いにおいても必要な自己分析を深めながら、いいプロフィールを作り、マッチングアプリをスタートするための準備を進められる。

マッチングアプリのプロフィールは就活でいう自己PR文のようなもので、ある種コピーライト力を要するものだが、Tinderのコミュニケーション論にのっとってみると、他人にとっての「いいプロフィールとはなんなのか」も認知できるようになるはずだ。

いいプロフィールが分かれば、必然的に怪しいプロフィール、怪しいメッセージも分かるようになる。

なんかマッチしない、なんか怖いというあやふやさがなくなるので、マッチングアプリにおけるストレスも激減するはずだ。

最後のチャプター「Dating Wellness傷つかないで出会うTinder式マインドセット」では、マッチングアプリの出会いで傷つかないためのルールがまとめられているのだが……実践できればマッチングアプリだけでなく、全ての人間関係において、生きやすさを感じることになるだろう。

マッチングアプリでいいプロフィールを作れれば、自己PRに強くなる。その上、プロフィールやチャット、デートでの振る舞いから、いわゆる「人を見る目」が身に付く。公式本によれば、マッチングアプリでの出会いは人間関係に強くなるための筋トレなのだそうだ。

人間関係と、出会いへの価値観改革⁉︎

帯の松井ケムリは「営業職はこれを読め」と語りかけていたが、営業職に限らず、多くの人が人間関係において、我慢をしていたり、難しさを感じたことがあるだろう。マッチングアプリをやったことがない人でも、この公式本からは学びを得ることができるはずだ。

私たち日本人は、恋愛やコミュニケーションにおいても、少々頭でっかちだ。どうしたら初対面の人にドン引きされないかとか、相手が普通と違う行動をしてこないかとか、どうしたらそれを防げるかとかをずっと考えている。

しかし本を読み終わると、今まで気にしてきたことは全て考えても仕方のないことだったと思うかもしれない。人との関係において注目すべきポイントが変わり、人間関係の取捨選択にオーナーシップを持てるようになるだろう。

リアルの関係にマッチングアプリのようなプロフィール文があるとは限らないが、チャットやデートでのコミュニケーションや、人間関係の断ち切り方についても触れられている。関係の主導権を握るのは、自分でもあると気づくことができれば、自分を傷つけてくる友人や、自分をきちんと大切にしてくれない人と、どのようにして離れればいいかも自ずと気付けるだろう。

人間関係の根本は、お互いの興味関心によって成り立つ。この本は特に「初対面に強くなる」ことを目的としているが、他人に興味を持つことは、関係の継続には欠かせない要素の一つだ。マッチングアプリで出会う異性に興味が持てなかった人、友達が少ないことで悩んでいる人にだって、この本を手に取ってみてほしい。

そして、もし興味が沸いたなら、マッチングアプリを試してみてほしい。興味の持ち方、身を守る術さえ身に着けば、新しい出会いはワクワクの連続だ。 ぜひ、今だけの出会いを楽しんでみてほしい。

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