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【RIZIN】“反則王”シナ・カリミアン、MMAデビュー戦で白星発進 2R終了後にパンチ数発→3Rでお詫びの珍事も……

  • 2025.6.14
(C)RIZIN FF
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総合格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」は14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催。
第8試合では元K−1王者で身長200cmのシナ・カリミアン(イラン)がMMAデビュー戦で荒東“怪獣キラー”英貴と対戦し、3ー0で判定勝利を収めた。

■「ありがとうございます!」と感謝の雄叫び

カリミアンが身長で27センチ上回り、荒東が12キロ体重で上回る“巨漢対決”はカリミアンに軍配が上がった。

第1ラウンド、MMAデビュー戦のカリミアンは慎重にジャブやローキックを放つ。両者タックルは仕掛けず、立ち技での攻防が続く。互いにバックハンドブローを放ち、笑顔でグローブタッチする一幕も見られた。攻防の中で荒東は目の下を腫らした。

第2ラウンド、荒東が間合いを詰め、初めてカリミアンに組み付く展開。カリミアンはイラつき始めたのか、ゴング終了後に打撃を数発当てる場面も見られた。

最終ラウンド直後、ゴング後の打撃を詫びるように、カリミアンがグローブタッチからハグ。荒東もそれに応え拍手のなかラウンドがスタート。荒東は巧みなディフェンスで決定打を避けながらフック。カリミアンは効いた様子で後ろに下がることが増えた。最後は疲労のなか打撃で打ち合い試合終了。

結果は、判定3ー0でカリミアンが勝利。K−1王者がケージに登り喜びを表すと、帰りの花道でも日本語で「ありがとうございます!」と感謝の雄叫びをあげた。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。

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