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大人だって手を挙げて…道路横断「ハンドサイン」心づかいで命を守る

  • 2025.6.13

危険な横断歩道での事故を防ぐため、ハンドサインで意思を伝える取り組みが広がっています。

連載「じぶんごとニュース」

札幌市中央区の信号機のない横断歩道です。
歩行者の男性が横断歩道を渡ろうとしますが、車は止まることなく次々と通りすぎていきます。

Sitakke

男性は左右を確認しながらタイミングを図りますが、なかなか渡ることができません。
ようやく渡り始めても…男性が横断していても、お構いなしです。

道路交通法では、横断歩道で歩行者や自転車が横断している、または横断しようとしているときは、一時停止して道を譲らなければならないと定められています。

違反すると3か月以下の懲役または5万円以下の罰金。
違反点数は2点で、反則金は普通車で9千円です。

こちらの横断歩道は目の前に幼稚園があり、子どもが多く利用するため、特に危険な場所です。

Sitakke

ドライバー目線で見てみると…
見通しの良い道路のため、はっきりと標識が見えました。

横断歩道での事故を減らすにはどうすればいいのか。

そのカギは「手」にあります。

手を挙げて…「お先にどうぞ」も

Sitakke

道警が去年からはじめた「ハンドサインでストップ運動」。

歩行者が手を挙げるなどの合図でドライバーに横断の意思を伝え、ドライバーは停止後に「お先にどうぞ」とお互いに手で合図することで交通事故を防ごうという取り組みです。

13日、札幌デザイナー学院の学生が描いていたのは「ハンドサインでストップ運動」のロゴマークです。

Sitakke

キュートなハートをモチーフにしたものや、「手」が引き立つデザインまで100人以上の学生が制作に挑戦しました。

コンテストで選ばれた作品は道警の「ハンドサインでストップ運動」の周知に使われます。

さきほどの横断歩道で実際に手を挙げてみると…車がしっかり減速。
手を挙げることで、車からもより見えやすくなりました。

Sitakke

歩行者も、ドライバーもちょっとした心づかいが、命を守る行動に繋がります。

連載「じぶんごとニュース」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月15日)の情報に基づきます。

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