親友のまさかの言葉に絶句…「あの頃」には戻れないと悟った日

高校時代からの親友・希との関係に悩んでいる藍子。藍子の結婚式で、友人代表のスピーチをした希は、打ち合わせとは異なる内容を話し、お祝いムードは台無しに…。その後、疎遠になっていましたが、希の妊娠から流産を機に、再び連絡を取り合っていました。そんなある日、藍子が妊娠。希に報告するべきか悩んでいましたが、夫から背中を押され、正直に伝えることを決意します…。結婚、妊娠・出産とライフステージが大きく変化する中、女同士の人間関係を描いた作品『相手をサゲる親友と絶縁しました』をダイジェスト版でごらんください。

意を決して親友に妊娠報告

流産を経験した親友に、妊娠の報告をするのは気が引けるものですよね…。ですが、このころ、藍子は希から「飲みに行こう」と誘われていました。また、夫に背中を押されたこともあり、藍子は妊娠していることを正直に伝えようと決意しました。
 
ところが、希の反応は素っ気ないものでした。「気にしないで」と言いつつも、突き放すような態度は電話口でも伝わってくるものです。希が素直に祝福できない複雑な事情を抱えているのは理解できますが、かつての親友にあからさまな態度を取られることは、さびしい気持ちになりますよね。

「時間が解決してくれる」そう思っていたのに…

希の気持ちが安定してきたのでは…と期待をしたものの、また連絡を取り合うようになると、希のトゲのある言動はエスカレートしていきます。
 
高校時代、あんなに笑い合って過ごしていたのに…。藍子は何とも言えないさみしさがこみ上げてきます。

親友との間に起きた決定的なできごと

お互いの誕生日を祝い、ケンカをしていても仲直りをしていた2人…。ですが、今回は様子が違ったようです。藍子の誕生日に希からメッセージはありませんでした。また、希の誕生日にメッセージを送ったものの、既読スルー…。もう、仲良しだった2人に戻ることは難しいようです。
 
社会に出て、結婚や妊娠・出産とライフステージが変わると、価値観にも変化がありますよね。学生時代は仲がよかった友だちでも、大人になってから価値観が合わずに疎遠になった…という話はよく聞くもの。藍子と希も、お互いに遠い存在となってしまったようです。
 
学生時代の人間関係について、改めて考えさせられる作品です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者：ももこ