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うちの家庭事情を詮索しては「いろいろ大変なのね(笑)」ウザ保護者を → 息子がスカッと成敗!

  • 2025.6.2

各家庭にはさまざまな事情があり、スタイルがあります。詳しい事情を知らない人にいろいろ言われるのは気分の良いものではありません。筆者の友人・M代もその一人。しかし、M代の息子が思わぬ反撃をしてくれたそうです。いったい何があったのでしょうか?

画像: うちの家庭事情を詮索しては「いろいろ大変なのね(笑)」ウザ保護者を → 息子がスカッと成敗!

我が家の事情

私は夫と小学生の息子の3人家族です。
夫は長年の激務がたたって心の病を発症し、現在は家で療養中。
生活を支えるために、私がフルタイムで働いていました。

ある時、息子の学校で「職業」に関する授業があり、身近な人の仕事をインタビューして、授業参観で発表するという課題が出ました。
息子は夫が療養中のため、私にインタビュー。
どんな仕事をしているのか、やりがいはあるのか、仕事をしていて嬉しかったことは何かなどを聞いてきました。

授業参観

授業参観当日、息子は自分の順番が来ると、「お母さんのお仕事」という題名で発表を始めました。
すると、隣にいた同じクラスの保護者、H野さんが声をかけてきたのです。

「M代さんのお宅ってシングルだっけ?」
私が「違いますよ。」と答えると「何でご主人の仕事じゃなくてM代さんの仕事を発表してるの? ご主人は何をしている人なの?」とズケズケ聞いてきました。

H野さんの家は開業医。
以前から何かと上から目線で物を言う人でしたが、この時は水を得た魚のように「ねぇ、どこにお勤め? 自営じゃないわよね?」などと突っ込んできて、終いには「いろいろ大変なのね~(笑)」とバカにしたように鼻で笑ったのです。

成敗

すると、発表をしていた息子がクルッと後ろを振り返り「しずかにしてください!」と一言!
これには思わず他の保護者たちが笑い出し、先生も「せっかくの発表ですから、きちんと聞いてあげてくださいね。」と言い、H野さんは気まずそうに黙ってしまいました。

息子に話の内容は聞こえてなかったはず。
でも、あまりにも絶妙なタイミングだったので、私も思わず笑ってしまいました。

それから学校でH野さんと顔を合わせることもありますが、向こうは避けている様子。
面倒臭くなくて、ちょうど良いと思っています。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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