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『ONE PIECE』最凶の敵・黒ひげに敗れた男たち… 最強と称されるも抗えなかった“3人の運命”

  • 2025.7.14
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

『ONE PIECE』に登場するルフィと同じ立場の四皇の一人、マーシャル・D・ティーチこと通称「黒ひげ」
この名は現在、“勝利”という言葉とともに刻まれつつあります。戦いにおいても、策略においても、恐ろしく冷徹でありながら、異常なまでの現実主義者。
そんな「最強・黒ひげ」を前に敗北した、3人のキャラクターがいます。それが「トラファルガー・ロー」「ポートガス・D・エース」、そして「白ひげことエドワード・ニューゲート」です。

今回は、「黒ひげに敗北した残念なキャラ!」を読み解いていきます。
※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

トラファルガー・ロー

トラファルガー・ローは、知略と実力を兼ね備えた最悪の世代の一人であり、「オペオペの実」の能力を覚醒させ、幾多の戦場を切り抜けてきた天才ドクターで「死の外科医」と呼ばれるほどでした。

しかし、そんなローでさえ、黒ひげの前では敗北を喫しました。
ワノ国編の後、ロード・ポーネグリフをめぐる情報戦の中で、ローは“勝者(ウィナー)島”にて黒ひげと激突したのです。

その戦いでローは、シャンブルズやガンマナイフといった高度な技を駆使して応戦しました。
しかし、黒ひげの「ヤミヤミの実」による引力と能力の無効化、さらに「グラグラの実」の圧倒的な破壊力の前に劣勢となり、最終的に敗北します。この一戦は、黒ひげの強さを改めて印象づける結果となりました。

ローの敗北は、能力と覇気でも超えられない“戦いの闇”を象徴しており、まさに「正義でも信念でも届かない暴力」が存在するという現実を突きつけられた瞬間だったのです。

ローというキャラクターは、単なる「勝ち負け」だけでは評価ができない存在です。頭脳明晰で計画的、常に冷静でありながら、その裏には計り知れない覚悟が隠されています。

今回の戦いでも、ベポの機転により命からがら逃げ延び、なんとか生き延びることができました。再登場が楽しみな1人、それがトラファルガー・ローなのです。

ポートガス・D・エース

エースが黒ひげに敗れた“バナロ島”の戦いは、物語全体に深い影を落とした悲劇の一つです。

エースが掲げたものは海賊の「仲間を想う」事の正しさ、そして黒ひげは海賊の根底にある「奪う」という事の正しさ。

白ひげ海賊団の2番隊隊長として名を馳せていたエースは、「メラメラの実」の炎を操る実力者として、その名に恥じぬ圧倒的な戦闘力を誇っていました。そんな彼が執念を燃やして追ったのが、自らの部下でありながら殺人を犯して脱走した“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ。その因縁はエースの「責任感」に火をつけ、仲間を守るために一人で「黒ひげ」を追跡します。

しかし、黒ひげはすでに「ヤミヤミの実」を手にしており、その能力は他の悪魔の実の力を打ち消すという“最悪”の性質を持っていました。エースの炎は、黒ひげの闇にすべて吸い込まれてしまい、圧倒的な破壊力を誇るグラビティのような引力に翻弄され、エースは次第に追い詰められていきます。

“悪魔の実”の能力者同士の戦いでありながら、黒ひげの“悪意”と“計算高さ”が完全に勝っていたのです。

白ひげ

黒ひげに敗れた、という言葉で語るにはあまりにスケールが大きすぎる男、それが白ひげこと「エドワード・ニューゲート」。最強と恐れられながら、戦場では大海賊団の“父”として仲間を庇い、仲間の命を未来に託す姿を見せました。

彼の敗北は、まさに“終焉”ではなく、“次世代の幕開け”でもありました。

黒ひげという存在が彼に襲いかかった時、白ひげは未来のためにあえて全てを背負います。結果だけを見れば「グラグラの実」の能力まで奪われてしまった大敗北。しかし、その“立ったままの敗北”こそが、読者の胸を打つ“伝説”となったのは間違いありません。
同時に、この壮絶な最期があったからこそ、黒ひげの強さがより鮮烈に際立つことにもなったのです。

まとめ

今回は、「黒ひげに敗北した残念なキャラ!」を読み解きました。

黒ひげに敗れたロー、エース、白ひげ。

その3人はいずれも“最強”と称された男たちでした。エースはヤミヤミの実の能力に翻弄され、ローは知略と覚悟で挑むも、黒ひげの狡猾さと圧倒的な勢力の前に敗北し、白ひげはその命と引き換えに“時代”を託し命を落としました。

黒ひげの勝利は、力だけでなく“残酷な現実”を突きつけるものでもあり、海賊王への道がいかに険しいかを物語っているのです。

“D”の名が呼び寄せる嵐を、一番体現し巻き起こしているのは、ルフィと黒ひげなのです。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
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