1. トップ
  2. 【iPhone】“タップするだけでスクショ”が撮れます!→設定しなきゃもったいない!便利な活用方法3選

【iPhone】“タップするだけでスクショ”が撮れます!→設定しなきゃもったいない!便利な活用方法3選

  • 2025.7.9

iPhoneの背面タップ機能は、スマートフォンの操作性を向上させることができるアクセシビリティ機能。

本来は身体的な操作が困難なユーザーに提供された操作方法ですが、健常者がアクセシビリティ機能を活用することでiPhoneをより操作しやすくできるでしょう。

この「背面タップ」を活用することで、スクショやマナーモードへの切り替えなどあらゆる操作が、「指一本」「タップだけ」でできるようになります。

そこで今回は、iOS 18.5アップデートによる背面タップの改善点と設定方法を解説したいと思います!

背面タップとは?

undefined
画像:筆者撮影

背面タップとは、iPhoneの背面を軽く叩くだけで様々なアクションを実行する機能のことです。ダブルタップまたはトリプルタップすることで、事前に割り当てた操作を実行できます。

たとえば、ダブルタップにスクリーンショットを撮影するという操作を割り当てることで、音量ボタン+サイドボタンを押すといった操作をせずに済ませられるでしょう。

また、iPhoneユーザー上級者ともなると、事前にショートカットを作成しておくことで、「LINEで◯◯◯に電話する」といった数工程もある複雑な操作など背面タップだけで済ませてしまいます。

背面タップの設定方法

それではさっそく背面タップの設定方法を紹介していきます。

[背面タップの設定方法]
1.[設定]から「アクセシビリティ」をタップ

undefined
画像:筆者撮影

2.「タッチ」をタップ

undefined
画像:筆者撮影

3.「背面タップ」をタップ

undefined
画像:筆者撮影

4.「ダブルタップ」を選択

undefined
画像:筆者撮影

5.起動したいアクションを選択(例:スクリーンショット)

undefined
画像:筆者撮影

なお、iOS 18.5のアップデートにより、実行時に画面上部に小さな通知バナーが表示され、アクションが完了したことが分かりやすくなりました。背面タップ設定時に「バナーを表示」がオンになっているか確認しておきましょう。

undefined
画像:筆者撮影

背面タップに割り当てたいアクション

背面タップは、スピーディーにアクションを実行したい操作を割り当てると効果てき面です。とくに頻繁に利用するアクションを設定しておくと、より日常生活が快適になるでしょう。

1|スクリーンショット

iPhoneでスクリーンショットをするにはFace IDモデル以降なら「音量ボタン+サイドボタン」(Touch IDモデルは「ホームボタン+サイドボタン」)を2つ同時押ししなければいけません。しかし背面タップであれば、簡単に撮影可能です。

2|マナーモードへ切り替え

iPhoneでマナーモード(消音モード)にするためには、側面のスイッチを切り替える必要があります。背面タップなら即座に切り替えられるでしょう。電車内や会議中に音が鳴ってしまっても、すぐに対応できます。

3|コントロールセンターの表示

iPhone Xシリーズ以降の場合は画面の右上から下方向にスワイプする必要があり、ほとんどの方は両手を使っていると思います。ところが、背面タップに設定すれば、片手で簡単にコントロールセンターを表示できるでしょう。

コントロールセンターを開けば、さらにさまざまなアクションにつなげられるので便利です。

背面タップを使いこなすと、よりiPhoneが便利になる

以前は、背面タップが認識されたかどうかのフィードバックがなく、動作が行われたか分かりにくい場合もありました。

しかし、iOS 18.5のアップデートから確認バナーの表示されるようになり、より背面タップの有用性が高まったといえるでしょう。使いこなすと、よりiPhoneが便利になるので、ぜひこの機会に背面タップの設定をしてみてはいかがでしょうか。


ライター:さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集:TRILLニュース