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「観て損は絶対にしない」「とんでもなかった」世界を虜にした“神映画”…「観てないの人生損してる」とまで称されたワケ

  • 2025.6.27

名作と呼ばれる映画の中には、気づけば涙がこぼれているような物語があります。今回は、そんな「思わず涙してしまう名作」を5本セレクトしました。

本記事ではその第5弾として、映画『ワンダー 君は太陽』(キノフィルムズ)をご紹介します。特異な顔立ちで生まれた少年オギー。初めての学校で彼が直面する困難と心温まる感動の結末とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「ひとりで学校に行かせてみよう」- 家族の決断が導いた奇跡

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  • 作品名:『ワンダー 君は太陽』(キノフィルムズ)
  • 公開日:2018年06月15日
  • 出演:ジュリア・ロバーツ(イザベル 役)

オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、遺伝子の疾患により、顔に大きな特徴をもって生まれました。これまでに27回の手術を受け、長い間、母・イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅で学んできましたが、両親はついに彼を外の世界へ送り出すことに決めます。5年生になり、初めて学校という社会に飛び込んだオギーを待っていたのは、冷たい視線や心ない言葉、そして思いがけない裏切りでした。何度も挫けそうになりながらも、彼は家族の愛を力に変えて一歩ずつ前へ進んでいきます。

やがて、そんなオギーの姿に心を動かされる人たちが現れはじめ、迎えた修了式の日。思いがけない出来事が待っていました――。

口コミで広がり800万部突破――大ヒット映画の誕生秘話

この映画の原作は、グラフィックデザイナー出身のR・J・パラシオが初めて手がけた小説『ワンダー』です。2013年にアメリカで出版されると口コミで広まり、ニューヨーク・タイムズのベストセラー第1位に。55言語に翻訳され、全世界で1,500万部を超えるベストセラーになりました。

映画化を手がけたのは、『ウォールフラワー』の原作・監督・製作総指揮を務め、『美女と野獣』(2017年・実写版)では脚本も担当したスティーヴン・チョボスキー監督。感受性豊かで繊細な演出により、原作の温かさとやさしさを丁寧に描き出しています。

その想いは観客にも届き、アメリカ国内で約144億円、全世界では約320億円という大ヒットを記録しました。

なぜ世界から称賛を集めた?-“主役ではない人”にもあてたスポット

「観てないの人生損してる」とまで称された本作の、魅力あふれる登場人物を演じるのは、天才子役と名優たちです。

主人公オギーを演じるのは、映画『ルーム』で世界を魅了したジェイコブ・トレンブレイ。高度な特殊メイクを施しながらも、オギーの内面を丁寧に表現しています。

母イザベル役のジュリア・ロバーツは、息子への深い愛情と、揺れる母心を自然体で演じています。父ネイト役のオーウェン・ウィルソン、姉ヴィア役のイザベラ・ヴィドヴィッチも、それぞれの立場からオギーと向き合い、家族の物語に奥行きを加えています。

原作を読んだ監督が、感銘を受けた点についてTHE RIVERのインタビューで次のように語っています。

オギーには彼の苦しみもあるけど、ヴィアにも悩みがあって、オギーの友だち、ヴィアの友だち、一人ひとりの悩みが彼らの目線で描かれている。素晴らしいですよ。
出典:『ワンダー 君は太陽』監督来日インタビュー 「大人や教師はいじめ向き合う力を」映画で伝えたいメッセージとは(THE RIVER)2018.6.15 配信

この感覚をどうにかして映像に落とし込もうと試行錯誤し、今作が誕生したのだそうです。オギーだけでなく、姉や友人たちにも視点が当てられていることが、この映画の大きな魅力のひとつではないでしょうか。

「過去一泣いた映画」-思わず涙してしまう名作

『ワンダー 君は太陽』は、「ありのままの個性(違い)」を受け入れ、「うわべ(見た目)」ではなく“心”で人とつながることの尊さを教えてくれる物語です。SNSでは、「過去一泣いた映画」「観て損は絶対にしない」「とんでもなかった」といった声が多く寄せられています。

観終わったとき、登場人物たちの優しさに自然と涙がこぼれる――まさに「思わず涙してしまう名作」です。


※記事は執筆時点の情報です