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『仕事ができる人』は自然とやっている … “ただの休憩”ではない、『昼休みの使い方』とは?【プロが解説】

  • 2025.6.30
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

忙しいビジネスマンにとって、昼休みは単なる食事の時間以上の価値があります。成功者たちは、この貴重な1時間をどのように使っているのでしょうか?驚くべきことに、昼休みを効果的に活用することで、仕事の効率やパフォーマンスを飛躍的に向上させることができるのです。この記事では、そんなビジネスマンの秘密の昼休み活用法に迫ります。

効率的な昼休みの始まりは計画から

仕事ができる人々の昼休みは、単なる休息時間ではありません。

彼らは昼休みを戦略的に計画し、意識的に時間を使うことで、午後の生産性を向上させています。ある調査によれば、昼休みにしっかりとした計画を立てることで、仕事への集中力が高まり、ストレスも軽減されることが分かっています。具体的には、「今日の午後のタスクをどう進めるか」を検討したり、メールの優先順位を確認したりします。これにより、午後の仕事をスムーズに開始でき、ムダな時間を減らすことができるのです。

計画を立てる際には、細かすぎないことがポイントです。あまりに細かい計画はかえってプレッシャーになることがあります。そのため、ざっくりとした大まかな予定を立てつつ、急な変更にも柔軟に対応できるようにしておくことが、成功するビジネスマンには求められています。

リフレッシュ方法を取り入れて充実した午後へ

昼休みに新鮮な空気を取り入れることは、心身をリフレッシュさせるのに最適です。

仕事ができるビジネスマンたちは昼食後に少しの時間を使って短い散歩をしたり、軽いストレッチをして血流を促し、エネルギーを再充電します。自然光を浴びることも、気分をリフレッシュし、ビタミンDの生成を助けると言われています。

また、食後に10分間程度の短い瞑想を取り入れている人もいます。瞑想はストレスの軽減に非常に効果的で、特に忙しいビジネスパーソンにとっては、心を落ち着け、自分の思考を整理するのに役立ちます。こういった「マインドフルネス」を実践することで、昼休み後の集中力が格段に向上し、仕事へのモチベーションも自然と高まります。

さらには、趣味や興味のあることに没頭する時間を持つことも効果的です。好きな音楽を聴く、気になる本を少しだけ読む、あるいは友人と軽く会話をするなどの「自分時間」を設けることで、心がリフレッシュし、クリエイティブな発想を促進することができるのです。

昼休みの過ごし方が未来を変える

成功するビジネスマンたちにとって、昼休みは単なる時間潰しではなく、自身のコンディションとスキルを向上させるための貴重な時間です。

計画的に効率を追求し、リフレッシュする時間を確保することで、午後の生産性を劇的に変えることができます。結果として、昼休みを有効に活用することが、日々の仕事の質を高め、長期的なキャリアの成功につながるのです。

皆さんも今日から昼休みを見直してみてはいかがでしょうか?計画的に動き、リフレッシュすることで、仕事の効率化を図りましょう。昼休みという短い時間を上手く活用することで、大きな成果を手にすることができるはずです。


監修者:川谷潤太(かわたに じゅんた)(株式会社脳レボ 代表)

兵庫県の大手学習塾において、当時最年少で校長に就任後、1教室で1,000名以上の生徒が通う学習塾に発展させ、講師研修や入試特番テレビのコメンテーターなども務める。

その後、岡山県の創志学園高校へ赴任し、学校改革とスポーツメンタル指導を担当。史上最速、創設1年、全員1年生で甲子園に出場した硬式野球部では3季連続甲子園出場を果たし、6名のプロ野球選手が誕生。ソフトボール部では3季連続日本一、柔道部では日本一や世界一の選手も輩出した。

2019年に株式会社 脳レボを創設し、オリンピック選手やプロ野球選手など、アスリートやスポーツチームへのメンタル指導、子ども・保護者・教員向けの教育講演、企業の人材育成マネジメントや研修などを手がけ、講演回数は8年間で1,500回以上、受講者は12万名を突破。脳科学や大脳生理学、バイオフィードバック工学をベースとした、具体的かつ実践的な手法により、多くの方の願望目標達成をサポートしている。