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「最高の伏線回収」「痺れた」初回放送から最終話まで“焚きつけてきた”理由判明に称賛の声…!【金曜ドラマ】

  • 2025.7.2

間宮祥太朗が主演するTBS系 金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(毎週金曜よる10時)最終話が6月27日(金)に放送された。5年前のバス事故の原因となった本丸ともいえる、内閣官房長官・石倉(杉本哲太)を引きずり下ろすため、宇崎(間宮)や轟(仲村トオル)たちの最後の戦いに、視聴者が驚かされた。

宇崎親子のもとに石倉が…!思わぬ展開に怒りの声

宇崎の母・純子(藤田朋子)原告となったバス事故をめぐる裁判の矛先は、自動運転システムに関わったGIテクノロジーズに向けられた。そんななか、宇崎親子の元になんと石倉が訪れ、訴訟の取り下げを申し入れる。しかし純子は「私たち、お金のために裁判をしてるわけじゃありません。うちのお父さんの無念を晴らすために戦ってるんです」とキッパリ告げた。しかし、石倉は「本当にそれでいいんですね」とけん制し…。

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』最終話より(C)TBS

すると後日、なんと純子が刺されてしまい、SNSでは「そこまでやるのか…」「卑怯だな。やつら」「許されるわけない」と怒りの声が続出していた。「俺、もう失いたくないです。何も」と、宇崎は追い込まれ…。

そんな宇崎に轟は、弁護士としてピース法律事務所に入ってきた宇崎が周囲の面々に影響を与えてくれたことを伝える。「お前が俺たちを焚きつけたんだよ」と告げたのだ。そして「お前の中にある、そのまっすぐな正義にだけは絶対に嘘をつくな」と説得し、宇崎が原告として裁判を続けることとなった。

訴訟を焚きつけてきた理由が明らかに! 轟の大胆な一手に驚きの声

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』最終話より(C)TBS

事故を起こしたバスで自動運転システムが暴走したという記録を探すため、GIテクノロジーズの元社員と接触していた、宇崎(間宮祥太朗)たち。調査の中で、ステムの監視を担当していたモビリノという会社の存在を知り、伊野尾(上白石萌歌)は裁判所の執行官らを伴い、事故当日の監視記録の保全に向かうも、記録はなく…。

やはり正面突破が厳しい相手だと再認識した轟は、桐石(及川光博)に「佳奈(藤崎ゆみあ)が生きていたら…」と語りかける。その想いに視聴者の涙腺も緩んだ。「そんな悪夢に押しつぶされそうになる。でもその悪夢は佳奈を殺した奴を、この手で引きずり出して罰を与えるまでは終わらない」と桐石にある頼みをしていた―。それは、なんとモビリノの買収だった。

SNSでは「今までの賠償利益がこのための伏線だったのか」「最高の伏線回収」「証拠のために買収するってカッコよすぎでしょ」「証拠の入手方法が大胆で痺れた」と称賛の声が上がった。

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金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』最終話より(C)TBS

さらに、刑事の浅見(りょう)が追っていた宇崎の父の司法解剖を行った医師がその虚偽を認め、証言を得ることに成功。そうして、バス事故の裏にあった真実を明るみにし、石倉も退陣を余儀なくされた。ラストでは、訴訟を焚きつける相変わらずのピース法律事務所の面々が映し出され、彼らのその後も気にならずにはいられない。

視聴者からは「続編、期待しています」「また、このピース法律事務所のみんなに会いたいです」「高井戸目線のスピンオフ見たいな」など、ピース法律事務所の“続き”を求む声が続出していた。クランクアップした間宮は、「過去イチ終わる実感が湧いていない」とコメント。仲村も「ぜひ、また皆さんに会いたいです!」も語った。

出典:“チームイグナイト”クランクアップコメント

視聴者の続編の希望を焚きつけてくれるか―。期待したい。


TBS系 金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。