「私、明菜さんのバストを触って…」８０年代『夜のヒットスタジオ』知られざる裏話を明かした元アイドルとは？

煌びやかだった1980年代、多くのスターたちがしのぎを削った“アイドル黄金期”には、今では考えられないような舞台裏のエピソードが数多く存在しました。

なかでも音楽番組『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』は、アイドルたちの夢と緊張が交錯する特別な場所。そんな貴重な時代を実際に過ごした元アイドルが、驚きの思い出を語って話題となっています。

「私、明菜さんのバストを触って…」「胸に手を当ててくれたんです」このインパクトある一言を口にしたのは、当時“とろりん”の愛称で親しまれた正統派アイドル。さて、その人物とは？

80年代アイドルの黄金時代、『夜のヒットスタジオ』収録裏側での秘話を明かした元アイドルとは？

『夜のヒットスタジオ』の本番前、緊張する中森明菜さんが自ら手を取って…という驚きのエピソードを明かした、元アイドルは誰？

ヒント…

①1986年に映画『ドン松五郎の生活』でデビュー

②『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のチャリティーマラソンランナーの経験がある

「心臓がドキドキしてるの、わかる？」

正解は、西村知美さんです！

西村知美さんは、2024年におこなわれたインタビューのなかで、当時のアイドル界の裏側を語りました。なかでも注目を集めたのが、中森明菜さんとの忘れられないエピソードです。

「あるときの『夜ヒット』だったと思うんですけど……明菜さんが本番前に“私、今でも緊張するの”っておっしゃって。パッと私の手を取ると“心臓がドキドキしてるの、わかる？”って、胸に手を当ててくれたんです。私、明菜さんのバストを触ってるけど大丈夫なのかな、って思いながら（笑）。でも、明菜さんはすごいナイスバディで！ ウエストもものすごく細かったのをよく覚えています」

「こんな幸せな空間はないなぁ」

また、1987年放送の『オールスターハワイ大旅行団』での交流も回想。船酔いで苦しんでいた西村さんに、明菜さんは「知ちゃんは低血圧だから、私と一緒ね」と優しく声をかけ、足をさすってくれたのだとか。

「私、低血圧じゃないのにな、とは思ったんですが（笑）」と、当時の気遣いに感激した様子で振り返っています。さらに、クルーザーでの撮影時には、田原俊彦さんや近藤真彦さん、小泉今日子さん、菊池桃子さんなど名だたるスターたちも同行。小泉さんは、りんごをむいて看病してくれたといい、「こんな幸せな空間はないなぁ、って思いましたね」と語りました。

エピソードを知るとより好きになるかも！

「毎日、夢のような世界でしたから、いつもカメラと色紙を持ち歩いていました」と語る西村知美さんにとって、80年代のアイドル時代は宝物のような記憶の連続でした。

中森明菜さんとの胸に残る交流からは、ステージ上では見られない素顔と人間味があふれ出しています。令和の今もなお語り継がれるその時代のきらめきは、決して色あせることなく、ファンの心に生き続けているのですね！