近藤真彦が明かしたテレビ裏事情…演出のため“飛行機の到着時刻すら変えさせた”と噂の【伝説のアイドル】とは？

昭和の音楽番組史に燦然と輝く伝説、それが『ザ・ベストテン』です。毎週、生放送で発表されるランキングにあわせて、出演アーティストが各地から中継出演するという大胆な演出は、視聴者の心をわしづかみにしました。そしてその舞台裏には、想像を超える“無茶な段取り”が隠されていたようです。

2024年10月10日放送の『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）に初出演した近藤真彦さんが明かしたのは、ある“伝説のアイドル”をめぐるとんでもない裏話。ランキングと飛行機の着陸時間を合わせるために、なんと管制塔とテレビ局が交渉していたというのです。

飛行機の着陸タイミングまで『ザ・ベストテン』の順位に合わせたという、昭和の伝説的アイドルは誰？

さてここでクイズです！

飛行機の着陸タイミングまで『ザ・ベストテン』の順位に合わせたという、昭和の伝説的アイドルは誰？

ヒント…

①1980年代を代表する女性ソロアーティスト

②『青い珊瑚礁』『赤いスイートピー』などの大ヒット曲で一世を風靡

正解は…松田聖子さんです！

この日の番組で近藤真彦さんは、『アイドルお宝映像！カメラに映らぬ裏事情！』というテーマで、当時の音楽番組にまつわる裏話を披露。そのなかで、TBS系『ザ・ベストテン』での一件をこう語りました。

「松田聖子さんが第３位だったら、３位の時間に（生中継で乗っている）飛行機が着陸して来なきゃいけないから、裏話よ。本当かどうかわからないけど、ＴＢＳのディレクターと管制塔がやり取りして、あと３分、上で回していてくれと。飛行機が３位に合わせて着陸してくれって。やってること、めちゃくちゃ」

この衝撃のエピソードに、スタジオも騒然。ランキングの順位とリアルタイムの演出を完璧にシンクロさせるため、番組スタッフは飛行機のスケジュールにまで介入していたというのです。

もちろん真偽は“本当かどうかわからない”と前置きはありましたが、それすら“あり得そう”と思わせてしまうのが、当時の『ザ・ベストテン』のスケール感と、松田聖子さんという存在の大きさなのかもしれません。

「やってること、めちゃくちゃ」というほどに、昭和のテレビが持っていた熱量と執念、そして演出への情熱が凝縮されています。松田聖子さんというスターの輝きに応えるために、飛行機の着陸すらコントロールしようとしたテレビマンたちの“熱狂”は、令和の今となっては信じがたい話かもしれません。

そんな無茶な舞台裏があったからこそ、私たちの記憶に残る名シーンが生まれたのだと、あらためて思い知らされるエピソードでした！