1. トップ
  2. ファッション
  3. 【スカーフの巻き方】人気スタイリスト・佐藤かなさんがお手本!装いの鮮度を上げる季節の変わり目のスカーフ術

【スカーフの巻き方】人気スタイリスト・佐藤かなさんがお手本!装いの鮮度を上げる季節の変わり目のスカーフ術

  • 2025.5.30

蒸し暑かったと思えば長雨で肌寒さを感じたり、冷房のきいた室内で冷えを感じたり……。
季節の変わり目となるこれからの季節、気候にあった装いでおしゃれを楽しむのはなかなか至難の業です。
そんなときの大人のおしゃれ心に寄り添ってくれるアイテムが「スカーフ」。
佐藤かなさんに、寒暖差を乗り切り装いの鮮度も上げてくれる「今っぽい」スカーフのアレンジ方法を伺います。

小ぶりサイズのスカーフは顔まわりの華やかさアップにぴったり スウェットやTシャツなどカジュアルなものと合わせて

スカーフ¥16,500/スウォッシュロンドン(ムーンバット お客様相談室)、スウェット¥7,590/アンドマイラ(フェリシモ)

スカーフといえば首まわりに巻くことが多いですが、コーディネートによっては「マダム」のような重厚感あふれる装いになってしまうことも。佐藤さんは、カジュアルな装いのアクセントとして取り入れることで、さりげないおしゃれが叶い、普段着のバリエーションが広がるといいます。「スカーフはエレガントな装いに合わせてしまうと“いかにも”なトーンになってしまうので、スウェットやTシャツなど、カジュアルなものと合わせるとバランスが取れますよ。特に大人になってくると、カジュアルな装いに違和感を覚える方も多いはず。そんなときの“つなぎ役”として重宝してくれるのがスカーフなんです」(佐藤かなさん)。

首まわりに取り入れるときは、単色でシンプルなデザインのスウェット、Tシャツなどに合わせて、かつ、「チラ見せ」をすることがポイントだそう。

顔のくすみを一掃し、大人ならではの自然な華やかさが生まれます。

さらに寒暖差が激しいときの体温調節にも役立つこのスタイリング術。覚えておいてほしいテクニックです。

(右から)スカーフを購入するのがほぼ初めて、という方におすすめしたいシックな色合いの一枚。写実的なフルーツのイラストが、クールさの中にひとさじの可憐さを添えてくれる。¥19,800/キャバン(キャバン 丸の内店)、フランスのリヨンで2012年に誕生したシルクスカーフブランド「ア ピース オブ シック」。1930年~60年代のヴィンテージデザインを使用していて、定番のペイズリー柄も唯一無二のシックな印象に。¥24,200/ア ピース オブ シック(グラストンベリーショールーム)、シルクの艶やかな光沢感がカラーリングに更に明るさをプラスしてくれるマ二プリのスカーフ。シックさとポップさが同居するデザインは使い勝手も抜群。¥16,500/マニプリ

大きめサイズのスカーフは佐藤かなさんオリジナルの“たすき掛け”で きちんとコーデの好アクセントに

スカーフ¥22,000/マニプリ、中に着たシャツ 参考商品/シーズン リーズン バイ リン アンド レッド(しまむら)、ジャケット、パンツ、靴/すべて私物

大人になればコンサバティブな装いを求められる場面も多いですが、そこにマナーの範囲内で自分らしさを加えるのも「好き」の輪郭がわかっている大人世代ならではの装いの楽しみ方です。

「シャツやジャケットスタイルといったきちんとコーデの、ちょっとしたアクセントに重宝するのもスカーフ。ここでもチラ見せを意識するのがポイントです」(佐藤かなさん)。

佐藤さんがおすすめするのは、たすき掛け。大判のスカーフを細くたたみ、肩にかけて結ぶだけ。

ジャケットが必要なときのインナーに仕込むことで、オリジナリティと華やかさが出ます。

好みの幅になるようにスカーフを折りたたみ、腰付近で2回結べばOK。あとはジャケットをはおったときに柄の見え方や分量を調整します。

(右から)様々な気球を描いたスカーフ。巻き方によって柄の出方の違いを楽しめる、ユニークなデザインが魅力。¥19,800/スウォッシュロンドン(ムーンバット お客様相談室)、まるでアートのようなスクエア柄は見せる面によって印象もチェンジ。どんな装いともマッチする馴染ませカラーで、取り入れやすいアイテム。¥13,200/ソージュ(ソージュ オンラインストア)、エッフェル塔と色とりどりの花に囲まれたカフェを表現した柄は、絵画のように美しい一枚。¥11,000/ハナト(ムーンバット お客様相談室)

撮影/古家佑実[SORANE] スタイリング/佐藤かな

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる