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ペットとともに宿泊可。憩いの時間を満喫できるモダンな厳選宿6軒

  • 2025.5.26

1. 「キンプトン新宿東京」──都会のエレガントな空間で憩う

2020年10月にグランドオープンした、「キンプトン新宿東京」は、ペットフレンドリーホテルの代表格ともいえる。母体となる「キンプトンホテルズ&レストランツ」は、1981年にサンフランシスコで誕生。現在、世界で80を超えるホテルとレストラン、バー、ラウンジを展開しているが、それらに共通するのは「ペットフレンドリー」を提案している点だ。

「キンプトン新宿東京」でも、全130室の客室のうち半数近くでペットとの宿泊ができる。しかも宿泊できる動物の規定は、家庭で飼育されていてエレベーターに乗れるサイズ。犬や猫だけでなく、子豚やウサギ、フクロウ連れで泊まるゲストもいるそう。客室に用意されているスタイリッシュなペット用アメニティや、ウェルカムクッキーもうれしい。さらに、ホテルのコンセプトストアでは「PEGION」製の洋服やアクセサリーを取り扱っている。

なお、ホテル内の3つのレストラン・バーは、いずれもペットと一緒に入店が可能。専用のメニューも用意されている。

キンプトン新宿東京

住所/東京都新宿区西新宿3-4-7

Tel./03-6258-1111

https://www.kimptonshinjuku.com/jp/

2. 「OMO(おも)五反田」──天空のドッグランを堪能

星野リゾートが手がける都市型ホテルブランド「OMO(おも)」。2024年4月にオープンした「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」(以下、OMO5五反田)は、複合商業施設「五反田JPビルディング」の14~20階(地上60~100メートル)に位置する。

10タイプ188室の客室を有する同ホテルでは、2タイプ17室で犬と宿泊ができる。施設内には、犬連れのゲストだけが利用できる「OMOドッグガーデン」もあり、至れり尽くせり。テーブルやソファスペース、フォトスポット、24時間使える犬用のシャワールームも準備され、その奥には、地上60メートル・159平方メートルの屋外ドッグランを設けた。

ビルの高層階という利点を生かした快適な客室には、撥水加工生地のソファや樹脂素材の畳など愛犬のための配慮が存分に施されている。ケージや食器、トイレシートなども備えられており、ミニマルな荷物で訪れることができる。天井まで届くような大きな窓ガラス、そして窓際には客室ごとにソファやベッドが配され、高層ビルの少ない五反田ならではの景観が楽しめるのも魅力だ。

OMO5東京五反田 by 星野リゾート

住所/東京都品川区西五反田8-4-13

Tel./050-3134-8095(OMO予約センター)

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5tokyogotanda/

3. 「1HOTEL (ワンホテル)」──伝統工芸を取り入れたデザイン空間

静岡県静岡市の「1HOTEL (ワンホテル)」は、日本の伝統工芸を取り入れたデザインが特徴。人と犬がともに宿泊できる空間を提供するだけでなく、愛犬とのオリジナルグッズの共同制作を楽しめる工芸体験ブース、経験豊富なトリマーが施術を行うトリミングサロンも併設(事前に要予約)。ドッグランは、全犬種用と屋根付きの2種類がある。

全15室の客室は「STANDARD ROOM」、「FAMILY ROOM」、「CONNECTING ROOM」の3タイプ。日本の伝統工芸をデザインに取り入れつつ、ペットと過ごせる時間が重視されている。靴を脱いでリラックスできる造りで、大きなソファーやテレビを完備。浴室には大小シャワーがあり犬と一緒に利用できるほか、防音・加湿機能も備える。

食事は夕食が静岡県の名物や駿河湾の幸を含むビュッフェ形式で、朝食には静岡県産の本山自然薯とろろ汁を提供する和食を用意。犬用には陶器の皿に盛り付けられた和食仕立てのご飯が用意され、鴨肉やカンガルー肉など複数のトッピングから選べる。なお、日帰り利用ができるレストラン「和食 OTE」でも、犬用のメニューを用意している。

1HOTEL(ワンホテル)

住所/静岡県静岡市駿河区丸子3344-11

Tel./050-3647-0131

https://www.1hotel.jp/

4. 「エースホテル」──愛犬と過ごすリュクスな京都時間

アメリカ・シアトル発のライフスタイルホテル「エースホテル」。その日本初進出となる「エースホテル京都」でも、一部の客室で、犬とともに宿泊することができる(15kg以下に限る)。

客室は「エースホテル」ブランドらしく、上質でスタイリッシュかつ抜群の居心地。アメニティも充実しており、犬用ベッド、フード&ウォーターボウル、トイレ用品、消臭スプレー、除菌ウェットティッシュ、加湿空気清浄機、毛取りクリーナーなどを完備。ロビーもリードを付けていれば歩くことが可能で、エントランスには犬用のおやつも用意されている。

1階のスタンプタウンコーヒーも一緒に利用できるので、コーヒーを購入してロビーで愛犬と寛ぐ時間も。少し足を延ばして、鴨川まで散歩するのもおすすめだ。リュクスな京都時間が過ごせるはず。

Credit_ Yoshihiro Makino
Credit: Yoshihiro Makino

エースホテル京都

住所/京都府京都市中京区車屋町245-2

Tel./075-229-9000

https://jp.acehotel.com/kyoto/

5.「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」──大阪の景観を一望できる部屋

「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、ヒルトングループのライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」の日本初進出となるホテル。大阪の新たなランドマークとして注目される大阪市北区の複合商業施設「グラングリーン大阪」(全面開業は2027年度中を予定)に、2024年9月にオープンした。

全308客室のうち、5つのタイプで犬や猫と一緒に宿泊が可能。壁一面の窓から梅田の街並みを一望できるベッドの上でともに寛げる。モダンで機能性の高い客室は、ペットと密な時間を過ごすのにぴったりだ。散歩や移動に使えるペットストローラーや、持ち運び用の水飲み&フードボウルもレンタルできる。隣接する「グラングリーン大阪」うめきた公園でのお散歩や北館にあるグルーミングサロン、セレクトショップなどお出かけスポットにもこと欠かない。

キャノピーbyヒルトン大阪梅田

住所/大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館

Tel./06-7658-5300

https://canopy-osaka.hiltonjapan.co.jp/

6. 「あさま空山望KUZANBO」──一棟貸しで癒しの休日

2020年11月にオープンした「あさま空山望KUZANBO」は、軽井沢駅から車で40分ほどの北軽井沢に位置する一棟貸し切り型のヴィラ施設。6万平米の敷地にレストラン・スパ棟、ラウンジ棟、そして16棟のヴィラ客室を備える。すべての客室がペットとともに宿泊可能で、各客室には足洗い場やケージ、ペットシートなども用意されている。共有のドッグランもあるが、ポラリスプレジデンシャルスイートの客室には専用のドッグランが付くのもポイントだ。

各ヴィラは連峰をイメージして作られていて、屋根には二重構造のテント素材を採用し断熱性を確保した。インテリアはコシノジュンコが監修しており、洗練された空間で寛ぎの時間を過ごすことができるはず。広々としたテラスも極上の時間を過ごすのにぴったりだ。

レストラン「天空柁(ダ)イニング」では、ペットも楽しめる日帰りテラスBBQを用意。宿泊のゲストはもちろん日帰りでも利用でき、BBQ以外のランチメニューを犬とともに楽しめる。なお、6月28日(土)〜29日(日)には、「あさま空山望presents愛犬と楽しむ新緑コンサート」を開催。宿泊のゲストに限らず参加可能だ。新緑の浅間山を借景に特別な時間を過ごしたい。

あさま空山望KUZANBO

住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-2577

https://www.kuzanbo.jp/

Text: Aya Hasegawa

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