1. トップ
  2. ファッション
  3. 可愛いインテリア。モリの新しいブティックでフレンチ・エレガンスをお買い物。

可愛いインテリア。モリの新しいブティックでフレンチ・エレガンスをお買い物。

  • 2025.5.26

1886年創業のニットの下着ブランドMolli(モリ)をシャルロット・ドゥ・ファイエが買収してから10年が経過。4月29日、活性化が進むパリ8区のトリアングル・ドール(黄金の三角地帯)にパリの路面店としては4軒目となるブティックをオープンした。シャルロットが求めたのは買い物客が友達の家にやってきたという印象を与えるモリのメゾン。だからロゴもとても控えめに掲げられている。

新しく生まれ変わりつつあるトリアングル・ドールのフランソワ・プルミエ通りにオープンした上品なブティック。

ショーウィンドウに飾られた愛らしいニットのパンジーに心和ませながら扉を開くと、建物の中庭に向かって縦長の空間が広がる。100平米近くあるブティックの天井には、押し花帖のイメージで手描きされたカラフルな花々が満開! 歩き進むと右手の格子柄がチャーミングな試着室に引き寄せられてしまう。ここでオリジナルの立体的な編み方のスカートやトップをトライすると、買い物心がより刺激されそうだ。

高級素材を用いたシンプルな内装のブティックには、ヴィンテージのランプなどもミックスされている。

ブティックの奥に見える建物の中庭の緑、そして天井の植物画に目を奪われる。

モリの2025年春夏コレクションから。1886年創業のモリは最初はニットの下着、ついでガーター編みの新生児用ニットで好評の高級ブランドだった。女性用プレタポルテはシャルロット・ドゥ・ファイエがメゾンを再興する際にスタート。今では世界各地で販売され、またコピーされるほどの人気ブランドに成長した。

ギンガムチェックのゆったりとしたフィッティングルーム。

レジカウンターの後方のスペースはミニ・ライブラリー。小説や気になる女性たちの伝記などが集められている。買い物客は本を借りることもできるし、ここに本を託すこともできる。モリのオーナーのシャルロットや出会ったことのない女性たちと本を介しての交流の場とも言えそう。

ミニ・ライブラリーとシャルロット・ドゥ・ファイエ。

Molli

29, rue François 1er

75008 Paris

営)11:00〜19:00

休)日

https://www.molli.com/@molli_1886

元記事で読む
の記事をもっとみる