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張本美和、金琴英とのフルゲーム激闘制しリベンジ成功 北朝鮮の難敵退け4回戦へ、シンガポール勢と激突【世界卓球2025】

  • 2025.5.21
張本美和(C)ITTF
SPREAD : 張本美和(C)ITTF

卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は21日、女子シングルスの3回戦が行われ、世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)は同53位の金琴英(北朝鮮)と対戦。ゲームカウント4ー3で勝利して4回戦進出を決めた。

■立ち上がりから繰り広げたラリーの応酬

張本美は1回戦でマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)、2回戦でユアン・ワン(ドイツ)をそれぞれ下し順当に3回戦へ。昨年のアジア卓球選手権の決勝で対峙し敗れた金琴英との戦いが実現した。
第1ゲームの入りは互いにラリーの応酬となり点を取りあうなか、4-4から連続ポイントを奪った張本美が中盤リードを広げる。金琴英の正確なラリーに迫られる時間もありながら、要所を押さえた張本美が11-8で先手を取る。
第2ゲームは金琴英がサービス2本をものにするなど粘りのラリーや回り込んでのファアを沈め、立ち上がりを2-6とリードする。ビハインドを背負った張本美は反撃を試みるが、5-11でこのゲームを落とす。
第3ゲームもラリーの応酬となるなか、3-2からフォアを振り切るなど、張本美が攻撃的な姿勢で前に出る。粘りを見せる金琴英にコースへの巧みな打ち分けでポイントを重ねた張本美がゲームポイントを握り、11-6でものにする。
第4ゲームも張本美が強弱をつけたバックやサービスで金琴英を崩しにかかる。5-4、6-5からフォアでの好打を見せるなどレシーブも冴え、徐々に点差を離した張本美が11-7で奪い、王手をかける。
第5ゲームは2-4から張本美が3連続ポイントでリードしたところで金琴英がタイムアウト。直後に逆転を許した張本美はサービスの変化で揺さぶりをかけるが、先にゲームポイントを握られ、8-11で落とし第6ゲームへ。
第6ゲームも互いに強弱をつけたラリー勝負に。張本美は要所でサービスを決めるなど、金琴英の堅い守備網を崩しにかかる。6-5からタイムアウトも使った張本美だが、終盤金琴英にリードを許し、8-11でフルゲームに入る。
第7ゲームは張本美が6連続ポイントと序盤の流れを掴み、金琴英に対し優位に立つ。ラリー勝負での安定感が際立ったゲームを11-3で制した。
アジア卓球選手権のリベンジに成功した張本美。初出場で勝ち上がりを見せる16歳が8強入りをかけて4回戦でジャン・ゼン(シンガポール)と対戦する。

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