“補充しない系の夫”の思考回路って！？妻たちをイラつかせる《名もなき家事》をやらない男たち

世にはびこる「補充しない系」の夫たち

トイレットペーパーを使い切ったら新しいものをつける、麦茶を飲み切ったら作っておく、シャンプーやリンスを補充する…… ひとつひとつは簡単だけれど、やろうと思うと腰が重たい「名もなき家事」。誰かがやらなければいけないことですが、これらの家事を全て放棄した「補充しない系」の夫たちが世の中には溢れているようです。

「補充しない系」はそもそも自分と価値観が違う場合も

「補充しない系」には、麦茶を作らない、トイレットペーパーを付け替えないなどの様々なタイプがあります。中でもシャンプーやリンス、洗剤やボディソープなどの液体系を補充しないという夫が多く存在する様子。「いっつもシャンプーは私が替えてる」「夫がボディソープを替えたこと一度もないんじゃないの？」という声もあがっていました。

では、なぜ世間の夫たちは「補充しない」という選択肢を取るのでしょうか。その理由は大きく分けて2種類あるようです。

ひとつ目は「そもそも補充するという考えがない」というタイプ。本来であれば自分の番で使い終わったのならば、次の人のことを考えて補充するのが思いやりといえるでしょう。しかし「そもそも補充するという考えがない」人は、自分は使えたという事実で完結してしまい、補充という概念に思い至らないのです。

もうひとつは、頭では「やらなきゃいけない」と分かっていても実行に移せないというタイプです。シンプルに「面倒」と感じていることが多いので、補充をお願いした途端に「もう2、3回は使えると思った」などと、“今は詰め替えのタイミングではない”というアピールをしてくることも。

前者のタイプはそもそもの価値観が違うため、何度注意しても改善せずに「諦めた方が早い」と感じてしまう人も多く見られます。後者に関しては、「言い訳するな！みんな面倒でも替えてるんだよ」という怒りの声が。

一方で、シャンプーや歯磨き粉は頑張って絞り出したり猛プッシュすると出てくる場合もあるため、「本当に無くなったら補充しようとしていた可能性はある」「どこまで使えるかの線引きが違うだけっていう可能性もあるよね」という意見も上がっています。

作業自体は簡単ですが、通常の家事以上に「気づき」が必要になる「詰め替え系」の家事。根気よく注意しつづけて“教育”できた人もいれば、「補充してくれる夫の方が少ないんじゃないかな」「男なんてどうせ補充してくれないよ」など諦めの声も多く上がっています。なかなか解決が難しいこの問題。どう対処するべきか、世間の妻たちの悩みは尽きないようですね。

（LASISA編集部）