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トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズ終了かどうかの明言を避ける

  • 2025.5.15
78th Cannes Film Festival - Mission: Impossible - The Final Reckoning screening

5月23日に世界同時公開される『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、タイトルに『ファイナル』とあることも相まって、完結作になるのではないかと噂されている。5月14日(以下、現地時間)にカンヌ国際映画祭でお披露目されたが、主演のトム・クルーズはシリーズの今後についての明言を避けた。

「今夜はまず、映画を上映させてください。シリーズ30年の集大成のような作品です。とにかく皆さんに観て頂いて、楽しんでいただきたい。我々は撮影中、素晴らしくも楽しい時を過ごしました。皆さんにも楽しんでいただいて、その上ですべてを知ってほしい。集大成として、ここまで来ました。とても楽しかったです」

MISSION: IMPOSSIBLE – THE FINAL RECKONING

往年の人気テレビドラマ「スパイ大作戦」をもとに映画化した本シリーズは、1996年にブライアン・デ・パルマ監督による第一弾が公開され、ジョン・ウーやJ・J・エイブラムスら4人の監督がメガホンを握り、第5弾『ローグ・ネイション』(2015)以降はクリストファー・マッカリーが監督・脚本を務めている。

カンヌで行われたマッカリー監督のマスタークラスに登場したトムは、シリーズの影響について、こう語る。「物事の道のり、我々の人生は選択の積み重ねであり、我々はそれを物語として語ります。マッカリー監督はシリーズに対して非常にユニークな視点を持っており、伝えたい物語があった。ほかにないアイデアだと思いました。そして彼には、そのアイデアを感動的なストーリーに作り上げる力があるのです」

MISSION: IMPOSSIBLE – THE FINAL RECKONING

今や、映画製作者としてハリウッドをリードする存在となったトムだが、本シリーズの第一弾が、彼にとって初めてのプロデュース作品だったとして、こう続けた。「私にとって大きな意味のある作品です。今、ここにこうしていられること一つをとっても、夢のようです。想定外の出来事です。とにかく全力を尽くしてきました。喜びに満ちていましたが、正直に言うと、努力の積み重ねの日々でした。とにかくできる限りのことをするだけです」

Text: Tae Terai

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