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「激重すぎて笑えない」「思ってたのと違う」“予想を裏切る展開”に視聴者騒然…「いい意味で騙される」称賛続出の神アニメ

  • 2025.6.28

アニメ作品の中には、巧妙に張り巡らされた伏線の見事な回収や、予想を裏切る衝撃的な結末、そして救いのない展開など、さまざまな手法で視聴者の心を深く揺さぶるものが数多く存在します。今回は、そんな“衝撃を受けた”アニメ5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2015年放送のアニメ『がっこうぐらし!』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“衝撃を受けた”アニメ『がっこうぐらし!』

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(C)SANKEI

※本記事は紹介する作品の一部ネタバレを含みます。ご注意下さい。

  • 作品名(放送局):TVアニメ『がっこうぐらし!』(TOKYO MXほか)
  • 放送期間:2015年7月9日~9月24日

あらすじ

原作・海法紀光さん(ニトロプラス)、作画・千葉サドルさんの同名漫画をアニメ化。

物語の舞台は、ゾンビ化した人間が徘徊する地獄と化した街・巡ヶ丘。巡ヶ丘学院高等学校に通う「学園生活部」の丈槍由紀(声:水瀬いのり)恵飛須沢胡桃(声:小澤亜李)若狭悠里(声:M・A・O)たちは、巡ヶ丘学院高等学校に籠もり生き延びていました。物語中盤からは、もう一人の生存者である直樹美紀(声:高橋李依)も加わります。当初、顧問の佐倉慈(声:茅野愛衣)が彼女たちを導き、“学園生活部”を創設しましたが、実はこの時、慈はすでにこの世にはおらず、他の生徒たちもゾンビと化してしまっていました。

しかし、過酷な現実を受け入れられない由紀は、慈や他の生徒たちが今も生きているという幻想の中で、“学校に寝泊まりする楽しい部活”を続けています。胡桃と悠里、そして後に加わる美紀は、由紀の心を守るためにその幻想に付き合いながらも、彼女の明るさに救われていましたが、備蓄していた食料は底をつき始め――。

『がっこうぐらし!』の見どころ※ネタバレあり

『がっこうぐらし!』の最大の魅力は、“ほのぼのとした日常系”に隠れる“サバイバルホラー”のギャップです。可愛らしいタイトルとキャラクターイラストから、最初はほのぼのした学校生活を描いたストーリーが始まると思った方も多いでしょう。物語も最初はその様相でスタートするのですが、第1話の終盤に平和な学校生活はすべて妄想だったことが明らかになります。あまりにも予想外な展開に「激重すぎて笑えない」「思ってたのと違う恐ろしいアニメだった」「いい意味で騙される」と衝撃を受ける視聴者が続出。

また、極限状態におけるキャラクターたちの繊細な心理描写も見どころの1つ。絶望的な状況のなかで助け合い、励まし合い、時にはぶつかり合いながらも、懸命に日常を続けようとする少女たちの葛藤や成長が、観る者を感動させます。ホラー要素だけでなく、感動的なヒューマンドラマの一面も要チェックです。

SNSでは「この作品が無かったら俺はアニメにハマっていなかった」「アニメの趣味はがっこうぐらしから始まった」「がっこうぐらし観てアニメハマった」「がっこうぐらしでアニメハマったくらい好き」など本作をきっかけにアニメにハマったという人も見受けられ、多くの方が絶賛していました。

キャストも驚愕するほどの一作

タイトルからは想像できないほどの衝撃的なストーリーが展開していくアニメ『がっこうぐらし!』。そんな本作で主人公・丈槍由紀の声を担当した水瀬いのりさんは、原作である漫画『がっこうぐらし!』についてアニソン・アニメ音楽のポータルサイト「リスアニ!」で公開されたインタビューの中で次のように話しています。

原作を読んだときの衝撃は大きかったです。絵柄は可愛らしいんだけど、ちょっとぞっとするシーンが描かれていて。そのギャップに、まずはヤラれました。出典:TVアニメ『がっこうぐらし!』1話アフレコ後インタビューが到着リスアニ! 2015年7月12日公開

原作ファンや視聴者のみならず、声優までをも驚愕させるほどの作品であるアニメ『がっこうぐらし!』。アニメ版では原作とは違った展開もあるため、原作ファン・原作未読の方問わず、新しい発見ができる作品となっています。

まだアニメ『がっこうぐらし!』を観たことがない方、また本記事を読んでアニメ『がっこうぐらし!』に興味を持っていただけた方は、“日常に潜む絶望”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です