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「やばすぎて震えた」「あまりにも怖すぎる」“常軌を逸する展開”に視聴者戦慄…「マジで名作」主演女優も“戸惑うほど”の衝撃作

  • 2025.6.28

観る人の心に深い感動や共感、時には衝撃や苦悩をもたらすような作品が邦画には多くあります。今回は、そんな“感情を強く揺さぶる”邦画5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2010年公開の映画『告白』(東宝)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“感情を強く揺さぶる”邦画『告白』

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(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『告白』(東宝)
  • 公開日:2010年6月5日

あらすじ

湊かなえさんの同名小説を原作に、中島哲也さん監督・脚本で実写映画化。

ある中学校の1年B組、終業式後のざわつくホームルームで、担任の森口悠子(松たか子)は静かに語り始めます。

「わたしは、シングルマザーです。わたしの娘は、死にました。警察は事故死と判断しましたが、そうではありません。このクラスの生徒に殺されたんです。」

森口は、婚約者である桜宮正義(山口馬木也)のHIV感染が判明し、結婚を断念したこと、そして自分の娘を殺害した犯人がこのクラスにいる少年Aと少年Bであると告げます。少年Aが電気ショックで娘を気絶させ、居合わせた少年Bが気絶した娘をプールに投げ入れて殺害したという衝撃の事実に対し、森口は警察に伝えるつもりはないと語りました。

その代わり、森口は犯人である少年たちに、自らの命の意味を深く考えさせる復讐を仕掛けると宣言したことで教室は騒然。森口が学校を去った後、後任の熱血教師・寺田良輝(岡田将生)が赴任してきますが、生徒たち、そして加害者である少年たちの運命は、森口の仕掛けた告白によって大きく動き出すことになるのでした――。

映画『告白』の見どころ※ネタバレあり

映画『告白』では、松たか子さん演じる森口の衝撃的な告白を皮切りにストーリーが進行します。犯人の生徒たち、彼らの両親、クラスメイトなど、さまざまな登場人物の“告白”によって、多視点から事件の真相や動機、心理が明かされていきます。誰もが内に秘める悪や狂気がリアルに表現されているため、「やばすぎて震えた」「あまりにも怖すぎる」「1回しか観れません」という方もいたようです。

一方で、復讐の対象が未成年の教え子であるがために、法で裁けない相手に対する冷徹かつ巧妙な"制裁"が見どころ。単なる暴力ではなく、精神的に追い詰めていく森口の執念に対し、「あまりにも恐ろしく、見応えのある作品」「マジで名作」「毎秒息の止まるストーリーと演出」など、好評だったようです。

「とにかくすごい」主演女優の快演に称賛の声

映画『告白』で主演を務めた松たか子さんは、本作の出演にあたって中島哲也監督から手紙による熱烈なオファーを受けたそうです。オファーを受けた当時のことを、映画サイト『シネマトゥディ』が行ったインタビューで松たか子さんは次のように振り返っています。

オファーを受けた後に、すごい役を引き受けると言っちゃったもんだな……と思いました(笑)。出典:『『告白』松たか子 単独インタビュー』 シネマトゥデイ 2010年5月31日配信

演技派女優の松たか子さんが戸惑うほどの役どころに、SNSでも「松たか子さんがとにかくすごい」「松たか子さんの演技に惹き込まれる」「松たか子さんの演技に震えた」驚きと称賛の声が多く見受けられました。

まだ映画『告白』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『告白』に興味を持っていただけた方は、“恐ろしくも見応え抜群の展開”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です