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「あまりにも理不尽」「強烈に重い」“リアルすぎる脚本”に視聴者騒然…「ぜひぜひ続編を」大反響の秀逸ドラマ

  • 2025.6.14

子どもの誕生や成長を描いた作品は、命の尊さや大切さを実感させます。今回は、そんな“子どもの大切さ”に改めて気づく名作5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2023年放送のドラマ『リエゾン -こどものこころ診療所-』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“子どもの大切さ”に改めて気づく名作ドラマ

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(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『リエゾン -こどものこころ診療所-』
  • 放送期間:2023年1月20日~3月10日

あらすじ

ヨンチャンさん、竹村優作さんの同名漫画を原作に、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」で実写ドラマ化。

郊外にある児童精神科“さやま・こどもクリニック”の院長・佐山卓(山崎育三郎)は、臨床心理士の向山和樹と共に、発達障害など心に生きづらさを抱える子どもとその家族たちに向き合う日々を送っていました。

一方、大学病院の小児科で研修医として働く遠野志保(松本穂香)は、医療ミスにつながるような重大な過ちを犯し、教授から医者を諦めるよう告げられます。ショックを受けた志保が向かった先は、幼い頃に通っていた小児科・心療内科“りえ・こども診療所”。しかし、そこに存在したのは“さやま・こどもクリニック”でした―。

あまりにも重いテーマに視聴者「本当にしんどかった」…一方で共感する声も続出※ネタバレあり

同作では、ADHDやASD、LDといった、さまざまな発達障害のある子どもたちの特性や日常生活での困難を丁寧かつ多角的に描かれています。発達障害は“個性”であるという視点を持ちつつも、安易な美化はせず、当事者や家族が抱える苦悩や葛藤をリアルに表現されたストーリーに「本当にしんどかった」「毎度話が強烈に重い」「子供は親を選べない、あまりにも理不尽だ…」「自分と重なって胸が痛い」と嘆く方も一部見られるほどでした。

また、山崎育三郎さんや松本穂香さんをはじめとした演技派俳優陣が名を連ね、医師や発達障害者の監修のもとリアルなキャラクター作りがなされています。SNSなどでは「1話~最終話まで全部泣いてました」「めちゃ共感できていい」「深夜作品には勿体ない」「本当にたくさん考えさせられる良いドラマ」「ぜひぜひ続編を」など、共感と絶賛の声も多く寄せられていました

リアルを追求し共感を呼んだ秀作

ドラマ『リエゾン -こどものこころ診療所-』では、発達障害のある主人公とヒロインを軸にストーリーが展開していきます。発達障害者の役を演じるにあたり、山崎育三郎さんと松本穂香さんは極限までリアルを追求し、多くの共感を呼ぶ作品となりました。

まだ観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“発達障害のある子どもたちと家族が直面する困難、彼らに寄り添う医師たちの姿”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です