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「絶望的に救いがない」「もう一度は観たくない」“まさかの結末”に絶句…「ケチのつけようがない」絶賛の至高映画

  • 2025.6.14

映画には、クライマックス直前にすべてが覆る、衝撃の結末を持つ名作があります。今回は、そんな衝撃のラストで話題を呼んだ映画を5つセレクトしました。本記事では第5弾として『容疑者Xの献身』をご紹介します。元夫を殺してしまった母娘と、彼女たちを守ろうとするひとりの男。巧妙なトリックと“献身”の名のもとに仕組まれた計画が、物語の最後に思わぬ形で崩れ落ちていきます――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

追い詰められた母娘と“完璧なアリバイ”

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(C)SANKEI
  • 作品名:『容疑者Xの献身』
  • 公開日:2008年10月04日
  • 主演:福山雅治(湯川学 役)

花岡靖子(松雪泰子)と娘の美里の前に、姿を現した元夫・富樫慎二(長塚圭史)。金を無心する富樫と口論になったふたりは、彼を殺害してしまいます。

隣室に住む高校教師・石神(堤真一)は、すぐに異変を察知。過去に天才数学者と呼ばれた彼は、母娘を救うために巧妙なトリックを仕掛けます。

遺体が発見され、内海薫刑事(柴咲コウ)が捜査を開始。靖子が容疑者として浮かぶも、完璧なアリバイがありました。しかし、違和感を覚えた内海は、草薙(北村一輝)と共に帝都大学の准教授・ガリレオこと湯川学(福山雅治)に協力を求めます。隣人が石神だと知った湯川は驚きます。ふたりはかつての同期だったのです。再会した湯川は、石神の孤独と決意を知ることになります。やがて石神は、「自分がやった」と自首するのですが、その裏には――。

「すごいを超してる」名優二人の快演

本作で描かれているのは、天才が仕掛けた完全犯罪と、その裏にある切ない思い。事件を追う中で少しずつ明かされる真実に、引き込まれていきます。堤真一さんは、ある女性を守るためにすべてを捧げる男の覚悟を重みのある演技で体現。福山雅治さんは、その異変に気づき葛藤する湯川を知的かつ人間味をもって演じています。

SNSでは「福山雅治がかっこよすぎる」「堤真一さんと福山雅治さんの演技がすごいを超してる」と絶賛の声が続出。

映画『容疑者Xの献身』の初日舞台挨拶で、福山雅治さんら登壇者が劇場後方から登場すると、900人以上の観客で埋め尽くされた客席は総立ちに。多くの女性ファンが通路に殺到し、場内は一時騒然となったといいます。

愛か、執着かーー“献身”という名のトラップ

『容疑者Xの献身』は、「キャラ、トリック、頭脳戦、ストーリー、セリフの全てが完璧」「ケチのつけようがない」「絶望的に救いがない」「もう一度は観たくないがとても好きな映画」「安易な気持ちでは観れない」と、ミステリーの枠を超え、多くの観客が心を揺さぶられています。

『容疑者Xの献身』が“ラストが衝撃的な名作”と称されるのは、巧妙に仕掛けられたトリックや伏線の回収にとどまらず、“献身”という美名のもとに隠された、極限の選択が最後に明かされるからです。

善悪では割り切れないその想いは、本当に愛だったのか――。そう問いかけてくる結末が、深く心に刻まれる一作です。


※記事は執筆時点の情報です