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トレーニング中の『大声』→マナー違反になっているかも…知っておきたいジムでの“NGマナー5選”【プロの解説】

  • 2025.6.15
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

健康志向の高まりとともに、ジムに通う人が増えています。誰でも気軽に始められて、体力アップやストレス発散にも効果的ですよね。でも、そんな快適な環境をつくるには「ジムでのマナー」を知っておくことが大切です。

知らずにやってしまうと、周りから「ちょっと困った人」と思われることも……。今回は、そんな恥ずかしい思いをしないために、知っておきたいジムでのマナーをわかりやすく紹介します!

1、タオルと飲み物は必須!

ジムでトレーニングをするときは、タオルと飲み物は必ず持参しましょう。短時間や軽いトレーニングでも汗はかきます。汗がポタポタ落ちていると、衛生面はもちろん、滑る危険性などもあるのでこまめにタオルで拭くのがベストです。

また、汗をかくということは体内の水分が失われています。ヨガなどのゆったりしたトレーニングでも汗をかきます。水分を取らないと脱水などで体調不良になってしまうことも…。スタッフが常駐していないトレーニングジムも多いため、しっかり水分をとりつつトレーニングするように気をつけましょう。

2、使用したマシンは必ず拭く

器具、床、座面などは常に清潔に保つように意識しましょう。すべて、ジムの利用者と共用で使っているものということを忘れないでくださいね。

各マシン周辺には、ウエットティッシュやアルコールスプレーが備え付けられていることがほとんどです。いつでも清潔な状態で使えるように、自分が使用したら拭きましょう。これはジムを利用する人すべてのマナーです。ランニングマシンなどのタッチパネルなどは忘れがちですが、こちらもしっかり拭くようにしましょう。

3、トレーニング中の人にむやみに近づかない

トレーニングしている人に、むやみに近づいたり話しかけるのはNG!

自分と同じトレーニングをしていたり、興味のあるトレーニングをしている人に興味がわくのは理解できます。しかし、トレーニング中の人に話しかけると、驚かせてしまったり、ペースが乱れて相手の方が思わぬ怪我をしてしまう可能性も…。自分自身も、他の人が使っているマシンに近づきすぎるのは危険です。

4、休憩中はマシンを譲る

短い休憩をはさみながら数セットする場合は、そのままそこにいて続けても大丈夫ですが、しっかり休憩をする場合は、一度マシンをきっちり片付けて、離れて休憩するようにしましょう。マシンを元通りに片付けることで「このマシンは使っていません」と伝えられます。マシンを独占するのはマナー違反です。

まわりにマシンを待っているような人が見当たらないとしても、マシンから離れて休憩することが大切。マシンを使用している状態でトレーニング仲間とおしゃべりを始める…というのもNGですので気をつけてくださいね。

また、スマホでトレーニングの仕方をチェックしたりする方も多いかもしれません。それだけではなく、マシン使用中にSNSやメールチェックなどもついついしていませんか…?トレーニング中の小休憩のつもりでも、他の人からは「スマホをいじっているだけ?」と思われる可能性もありますので、休憩時には、マシンをきちんと譲るのがマナーです。

5、大声を出したり、大きな音を出す

さまざまなトレーニングマシンがあるジムですが、マシンを『ガチャガチャ』と大きな音を立てて使用するのは、マナー違反です。

マシンによっては重りを降ろす際に大きな音がなる場合がありますが、優しく静かに扱いましょう。周囲の人が驚いてしまうだけでなく、マシンを傷つけることにもつながってしまいます。

また、個室やプライベートな空間以外でのトレーニング中に、大きな声を出すのもNG。大きな声を出すことで他の人の集中を妨げてしまうため、控えましょう。また、ジムによってはルールとして禁止されている場合もあるため、必ず使用前にチェックしましょう。

マナーを守って気持ちよく利用しよう

さまざまなマナーを記載しましたが、これ以外にもジムによっては、さらに細かなルールがあるので入会時にスタッフから説明を受けたら、必ず守るようにしましょう。守れない人がいると、他の利用者の気分を害するだけでなく、最悪の場合は退会勧告に至ることもあります。

快適なジムライフを楽しむためにも、最低限のマナーはしっかり押さえておきましょう。健康的な体づくりとともに、気持ちのよい空間づくりも楽しんでくださいね!


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。