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元CA「地上よりもお酒に酔いやすい」→羽目をはずしてしまうと…『飛行機内』でやってはいけない“NGマナー5選”とは

  • 2025.6.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

飛行機に乗るとき、狭い空間で過ごす時間は長く感じるもの。そんな空間だからこそ、気になるのが周囲のマナーです。自分では気づかないうちに他の乗客に迷惑をかけてしまうことも…。

そこで今回は、知っておきたい飛行機内のマナーについて徹底解説!快適なフライトを楽しむために、ぜひチェックしてみてくださいね。

1、飛行機内では音のマナーに気をつける

飛行機内では、静かにするのがマナーです。飛行機はバスや電車と同じく公共の乗り物。騒がず静かに過ごしましょう。

意外とまわりに迷惑がかかっているのは、ゲームや音楽などの音の問題。イヤホンを使うのはもちろん、音が漏れていないか確認した上で使用しましょう。

また、客室乗務員に何か用がある場合、「すいませーん」と大きな声で呼ぶのはNG。座席にあるコールボタンで呼び、用件を伝えるようにしましょう。

2、手荷物やキャリーケースの収納方法に注意!

手荷物はコンパクトにして収納しましょう。無理に収納棚へ詰め込むと、棚を開けたときに落ちてくることもあり、とても危険です。

最近では、小さなキャリーケースを機内に持ち込む方も多いですが、キャリーケースは、タイヤ側を棚の奥に向けて収納しましょう。

また、収納棚は自分の座席の上が自分の場所というわけではありません。航空会社によってもルールが異なりますが、基本的には共同で使用するスペースのため、自分の荷物で独占するということがないように、譲り合って使用しましょう。

3、トイレに行くタイミングにも注意

新幹線などと違い、トイレはいつでも行っていい訳ではありません。トイレに行くタイミングは、注意が必要です。食事のときや照明が暗いときは、周りの人の迷惑になりやすく、離着陸時のシートベルト着用サインが点灯しているときはトイレを利用できません。

予めフライトの時間などを確認し、余裕を持ってトイレに行くようにしましょう。また、「トイレに行くとき隣の方に気を遣ってしまう…」という方は、事前に通路側の座席を予約するのがオススメです。

4、膝の上に荷物を置くのはNGな場合も

膝の上に貴重品などの荷物を置くことは、航空会社によって、もしものときの衝撃で怪我をするおそれもあるので、上の棚に入れるように決めているところもあります。搭乗前に確認しておきましょう。

そうは言っても、貴重品は上の棚ではなくなるべく自分の近くに持っておきたいという人もいるはず。上の棚では不安と感じられる場合、前の座席の下に置いて、自分の目でしっかり見ておくという方法もあります。

ただし、非常口座席や、最前列の座席の場合は前の席がなく、離着陸時に手荷物は全て上の棚にしまうことがほとんどですので、座席を予約する際には、この点にも注意して選びましょう。

5、機内でのアルコールは控えめに

機内では気圧の関係で地上よりも酔いやすく、少量のアルコールでも体に影響が出やすくなります。ついリラックスして飲みすぎてしまう方もいますが、酔いによって体調を崩したり、周囲に迷惑をかけてしまうケースも少なくありません。

とくに長距離フライトでは、脱水症状を引き起こすリスクもあるため、アルコールは控えめに。その代わりに水分をこまめに摂るなど、体調管理を意識しましょう。

マナーを守って楽しい旅に…!

飛行機内のマナーは、ちょっとした気づかいで大きく変わるものです。限られた空間だからこそ、お互いを思いやる心が快適な時間をつくりだします。

荷物の置き方、声のトーンなどに気を配り、マナーを守って、気持ちよく空の旅を楽しみましょう!


監修者:鮎永麻琴

元国際線CA。「コミュニケーション帝王学®」開発者。
自分らしいコミュニケーションの在り方や関わり方を伝えるオンラインアカデミーを開校。