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「息子のケーキが捨てられた!」犯人は義母!?孫を溺愛しているはずなのになぜ…顔面蒼白の真相とは!?

  • 2025.5.9

私は7歳の息子と夫と義母の4人暮らし。同居している義母のことで頭を悩ませています。義母は一人息子である夫と孫である私の息子を溺愛するあまり、子育てや夫婦の生活にまで口出しをするのです。

義母のせいでワガママになった息子

義母が甘やかしたせいで息子はワガママ放題。

欲しいものがあるとすぐに駄々をこね、私がダメと言ったらすぐ義母に頼みます。なんでもすぐに買い与える義母のせいで、息子は一切我慢ができません。

義母は息子の愛情をひとり占めするために、私を悪者に仕立てようとしているのが見え見えです。

夫に相談しても、所詮はマザコンのひとり息子。すぐに母親の肩を持ち、一緒になって私を貶すようになりました。

義母は私に嫌みを言ってばかり。

「仕事を辞めろ」「母親が家にいないなんてかわいそうだ」「女のくせに外で働く必要があるのか」と責めるのです。

義母に影響されて夫は…

「俺は母さんの言うことのほうが正しいと思うよ」と夫。

散々話し合って決めたにもかかわらず、私の仕事を否定し、義母の意見に賛同します。

「俺の稼ぎだけでも生活できるのに、女のお前が働きに出るなんて、俺に対する当てつけかよ」と、エスカレート。

しかし義母は働いておらず貯金もありません。義母の生活費を出すには、私の稼ぎが必要不可欠です。

義母が息子を甘やかすお金も結局は私たちの稼ぎから……。無駄遣いはやめてほしいのですが、足りなくなるとすぐにお金を請求し、夫はそれを止めることなく渡すので、足りるわけがありません。

それを夫もわかっているはずですが、きっと義母にあれこれ吹き込まれて、影響されたに違いありません。

「女は家にいて、男の面倒を見るもんだ」

そして週末。私は「見たい映画がある」と言っていた息子を映画に誘いました。

しかし「もうおばあちゃんと観てきちゃったよ」と息子。

一緒に見ようと約束していたはずなのにおかしいと私は思います。

すると息子は「だってママは家に居ないでしょ。ママは僕より仕事が大事なんだって、おばあちゃんが言ってたよ。おばあちゃんが正しいって、パパも言ってたし」と発言。

息子のまさかの言葉に私は耳を疑いました。

しかし、少しでもそう思わせてしまったのは自分の責任かもしれないと考え、何より大切なのは息子だと話しました。

しかし息子は「女は家にいて、男の面倒を見るもんだっておばあちゃんもパパも言ってるよ!」と譲りません。

私は、息子が大好きであること、そして息子に不自由させないためにも仕事をする必要があることを丁寧に伝えましたが、息子は「うっせぇ!!! 女のくせに命令すんな!!!」と暴言を吐く始末。

こんな考え方を植え付けられては息子の将来はお先真っ暗、ろくな大人になりません……。

マザコン夫「母親として100点満点だ」

そしてやってきた息子の誕生日。大事な会議が入ってしまった私は帰りが遅くなってしまいました。

「あなたがいなくても私がごちそうを用意しておくから! みんなでパーティ―しましょうね」という義母に甘え、パーティーの準備を任せていたので、私は駅前にある息子が大好きなケーキ屋さんで大きなケーキを買って帰りました。

しかし帰宅すると家は真っ暗! 私が呆然としていると、義母と夫、息子が帰ってきました。

3人はなんと高級レストランでディナーをしていたのです。

夫を問い詰めると、1カ月前から予約していたことが判明。そんなことはひと言も聞いていなかった私は、怒りで震えます。


「お義母さんに息子の教育を任せていたらロクな大人にならないわよ!」と怒りに任せて私は言いましたが、夫も負けじと応戦。

「何言ってんだよ! 母さんは母親として100点満点、人間としても最高に決まってるだろ!」

この親にしてこの子あり。これ以上何を言っても無駄だと思った私は、明日の朝食べようとケーキを冷蔵庫にしまい、自分の部屋に戻ったのでした。

ケーキがゴミ箱に!捨てたのは誰?

翌朝、早くに目が覚めた私。ケーキで息子のお祝いをしようとキッチンに行くと、信じられない光景が!

なんと、冷蔵庫に入れたはずのケーキが、箱ごとゴミ箱に捨てられていたのです。

呆然と見つめる私に義母は「冷蔵庫の場所取って邪魔だったから捨てておいたわ! どうせ誰も食べないでしょう」と悪びれもせずに言います。

あまりにひどい仕打ちに大きな声を出しかけた私でしたが、それよりも先に息子が叫んだのです。

「ひどいよ! おばあちゃん!! あのケーキ屋さんのケーキ、大好きで楽しみにしてたのに!」

息子は悲しそうな顔をしています。

「僕はレストランじゃなくて、家でお祝いしたかったんだ! 高級なデザートよりこのケーキが食べたかった! それなのに捨てちゃうなんて、おばあちゃんは何もわかってない。やっぱり僕のことを一番よくわかっているのはママだ!」

大好きな孫に拒まれてショックを受ける姑。それもそのはず、姑も夫も、息子に好きなものを買い与えるくせに、一緒に遊んだり本を読んであげたりしようとはしません。疲れることは私任せ。お金で釣ってばかりでは、息子との信頼関係が築けるわけがありません。

この一件をきっかけに、再び息子との関係性を取り戻すことができた私。このままでは良い影響を与えないと、母子2人の生活を始めることを決意したのでした。

◇ ◇ ◇

今の時代、女性が働くのは当たり前になっています。「女は家庭を守るもの」という価値観もありますが、家庭のあり方はそれぞれ。夫婦でしっかり話し合って、自分たちらしいかたちを見つけたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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