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【NBA】レイカーズHC、今季を振り返り八村塁を絶賛 「1年間通して主役としてやり遂げてくれた」 プレーオフは1回戦で敗退

  • 2025.5.2
黒のフェイスガードを着けたレイカーズ・八村塁(C)Getty Images
SPREAD : 黒のフェイスガードを着けたレイカーズ・八村塁(C)Getty Images

レイカーズ八村塁は4月30日(日本時間5月1日)、ウルブズとの西地区プレーオフ1回戦(第5戦)に先発出場。1勝3敗と後がない状況で、23得点4リバウンド(39分26秒出場)と躍動したが、チームは96-103で敗戦。1勝4敗でプレーオフ敗退が決定すると同時に、今季の戦いが終わりを告げた。米複数メディアが試合の様子を伝えている。

■「リバウンドを取る必要がある」

崖っぷちに立たされたレイカーズは、レブロン・ジェームズルカ・ドンチッチオースティン・リーブスドリアン・フィニー・スミス、八村が先発。高さはなくても機動力がある5人を起用する「スモールラインナップ」で臨んだ。
しかし、身長2メートル16センチのセンター、ルディ・ゴベアを擁するウルブズにインサイドを制圧され、リバウンドは完全に競り負け。チームのリバウンド数は、ウルブズの54に対してレイカーズは37と大差が付き、これが勝敗に直結した。
八村も試合後、今回のプレーオフについて「スコアを見れば分かる通り、要はリバウンドが取れなかった。誰かがリバウンドを取る必要がある。私もその1人にならないといけない。もっとリバウンドに積極的に関わっていかないと……」と苦戦した要因を分析した。
ただ、八村自身はプレーオフ5試合で平均14.8得点、同4.6リバウンド、フィールドゴール成功率49.1%、3ポイントシュート成功率48.4%を記録。米メディア『CLUTCH POINTS』は、「レイカーズは劣勢を強いられたが、ハチムラはチームの希望の光となった」と称えた。

■指揮官「ルイの成長が楽しみ」

指揮を執るJ.J.レディックHCも試合後、改めて今季の八村を称賛。「ルイは素晴らしいシーズンを送ったと思う。我々の成功において、非常に重要な存在だった。攻守両面で欠かせなかったし、彼が欠場した時、我々コーチングスタッフは、彼の価値をはっきりと認識させられた。特に最後の2試合、プレーオフでは非常にいいプレーを見せてくれたと思う」と語った。
さらに「彼の成長を見るのが楽しみだ。ペイントエリアでの判断力やボールハンドリング、クローズアウトのスキルなどが向上したと思う。そして、全選手に対して我々が期待することや求める役割を伝えた中で、その役割を受け入れ、まっとうしているという点では、彼は間違いなくトップクラスだ。役割をしっかり受け入れて、1年間通して主役としてやり遂げてくれた」と賛辞を惜しまなかった。
チームは今季途中、「世紀のトレード」でルカ・ドンチッチを獲得。来季に向けてはルカやレブロンの周りを最高のタレントで固めることを模索するだろうが、センターの層の薄さやベンチスコアラーの不足など弱点もいくつか露呈。その上でどういうチーム編成になるのか、早くも注目されている。

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