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張本美和の“個人戦デビュー”にWTTが熱視線「圧倒的な実力を披露する」 メダル獲得も期待の16歳に注目【世界卓球2025】

  • 2025.5.2
張本美和(C)WTT
SPREAD : 張本美和(C)WTT

5月17日からカタール・ドーハで開幕する「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」の組み合わせ抽選会が4月30日に行われた。
女子シングルスで注目が集まるのが個人戦は初出場となる張本美和(木下グループ)。日本選手最高の第5シードとしてベールを脱ぐ16歳について、WTT公式も熱視線を送っている。

■準々決勝で王曼昱と対戦の可能性

張本美は2024年にはパリ五輪に初出場を果たし、同年のアジア卓球選手権では決勝で中国相手に孫穎莎、王芸迪を下す2点取りで金メダル獲得に貢献するなど急成長を遂げた。世界ランキングも日本女子最高の6位に立っており、カタールではメダル獲得も期待が高まっている。
そんな張本美はシングルス初戦で世界ランキング128位のマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)と対戦が決まったが、WTT公式サイトは注目試合のひとつにピックアップ。「数シーズンにわたり注目を集めてきたミワ・ハリモトが、ついにこのスポーツ界でも屈指の舞台でその圧倒的な実力を披露するときが来た」と個人戦デビューに熱視線を送っている。
記事内では「ITTF世界選手権のシングルスに初出場する16歳の新星は、国際大会でまだ対戦経験のないマルガリタ・ペソツカを相手に初対戦を迎える」と記し、初陣でどのような戦いを見せるか関心を寄せている。
なお、張本美は準々決勝まで勝ち進めば今大会の第2シードである王曼昱(中国)と戦う可能性があり、4月に行われた「ITTF男女ワールドカップ」で激しいマッチアップを繰り広げた世界2位が、メダル獲得に向けては立ちはだかることも予想される。はたして、日本女子の中心選手として挑む世界卓球でどのような戦いぶりを見せるのか。

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