1. トップ
  2. 男性とキス以上ができない理由は「母親」だった…!期待に応え続ける娘が陥る、息苦しすぎる人生【作者に聞く】

男性とキス以上ができない理由は「母親」だった…!期待に応え続ける娘が陥る、息苦しすぎる人生【作者に聞く】

  • 2026.4.9

メンズエステとは、マッサージを中心とした施術で心身の癒やしを提供する男性向けのお店のこと。『メンエス嬢加恋・職業は恋愛です』は、そんなメンズエステを舞台にした創作漫画だ。肌に触れるだけで人の心の奥底まで理解してしまうメンエス嬢の加恋が、店にやって来た“訳アリ”な客の心身を癒やし、そっと背中を押す人間ドラマを描く。作者の蒼乃シュウさんに、女性客を描いた異色のエピソードの制作秘話を聞いた。

今回の「メンズエステに来た女」では、ある悩みから男装して店にやって来た早乙女若菜が登場する。加恋を一目見て「私の望みを叶えてくれるかも」と感じるが、すぐに女性だとバレてしまう。

今まで店を訪れる客は男性だったが、今回は女性だ。蒼乃さんによると「現実でも間違って女性客が訪れることは珍しくなく、女性客もOKという店は多い。女性から密な施術を受けてみたい女性も多いのではないか」と考えたという。

これまで何度か男性と付き合ったものの、キス以上のことをされるのが耐えられず、愛想を尽かされてきた若菜。「女性に対してならそういう気持ちがわいてくるのかも」と思い店を訪れたが、加恋が肌に触れて見えたのは、母親に束縛されて育ってきた姿だった。

「以前から『母と娘』の関係を描きたかった。暴言などのわかりやすい毒親ではなく、もっと緩やかにねっとりと縛り付けてくる過干渉の母親を表現した」と蒼乃さんは語る。本人も気がつかないうちに母親から意思を奪われ、大好きなお母さんを傷つけてはいけないと罪悪感を抱くように仕向けられていることはよくあるという。

小さいころは若菜にピンクやフリルを着せていたが、徐々に男を遠ざけるようになってきた母親。しかし若菜が20代半ばになると、突然「あんたいつまで独身でいるつもり?」と手のひらを返す。

この描写について蒼乃さんは、友人から聞いた話を元にしたと明かす。「母親に『就職しなさい』と言われ続けて就職したのに、次は『いつまで勤めているの、早く結婚しなさい』と言われて愕然としたそうだ。母親の期待する娘になろうと努力しても、次は孫、次は同居とキリがない。母親は娘のためを思っているつもりでも、実は何も考えていないように感じる」と指摘する。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる