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人のおもちゃを壊す! 謝らない! ついには──【放置子と親】に限界!ママ友たちの『静かな決断』

  • 2025.5.2

これは筆者が体験した印象的な出来事です。
子どもを通じて知り合ったママ友たちとの関係は、子ども同士のつながりがあるからこそ難しいもの。
今回は、ある親子との関わりをきっかけに、ママ友グループが思いがけず「再編」されたエピソードをご紹介します。

画像: 人のおもちゃを壊す! 謝らない! ついには──【放置子と親】に限界!ママ友たちの『静かな決断』

放置ママとやんちゃすぎる子ども

私には少し苦手なママ友がいます。Aママといって、いつもスマホに夢中で、息子のA太くんをほとんど見ていないタイプ。
A太くんはというと、少し意地悪で、周りの子にちょっかいばかり。注意する人がいないからか、いつもやりたい放題です。

そんなA親子を含む数組のママ友と、我が家でホームパーティーをすることになった日のこと。

案の定のトラブル、でも驚いたのは

みんなで集まっていても、やはりAママはスマホばかり。他のママたちは子どもに目を配っていましたが、彼女だけは例外でした。
その間にA太くんは、うちの子のままごとセットを壊してしまったんです。プラスチックの野菜を引きちぎってバラバラに……。

私も驚きましたが、もっと驚いたのはAママの反応。というより、反応が「何もなかった」こと。
気づいているのに見て見ぬふりをして、謝りもしないんです。

見かねた別のママが「それはダメよ」と注意してくれましたが、そのときのAママのバツの悪そうな顔だけが印象に残っています。

「また遊びたい」コールにモヤモヤ増幅

その日を境に、A親子から「またおうちに遊びに行きたい」と何度も連絡が来ました。
でも私は毎回、「予定があって」と断り続けました。正直、もう来てほしくない……という気持ちが先に立っていたんです。

そんなある日、別のママ友から耳を疑う話を聞きました。

被害が次々と。そして静かな“再編”が始まった

今度は別のママ友の家で、A太くんがその家の子の大切にしていたお人形を壊し、その子は大泣き。
しかもAママは謝罪もせず、そのまま帰ってしまったというのです。

さらに驚いたのは、A太くんがその家のおもちゃをリュックに入れて“持ち帰ろうとした”という話。
それに対し、Aママが言ったのは「それ、貰ったの?」というまさかの一言。場は一気に凍りついたそうです。

その後も「あの親子が来たとき、うちでもトラブルがあった」といった声が次々と他のママたちからあがり、「うちだけじゃなかったんだ」とある種の安心と驚きが広がっていきました。

結果的に、サークル内ではあの親子を含まない“新グループ”が自然とでき、今ではその新サークルで気持ちよく集まれるようになっています。

「子が子なら親も親」って、こういうこと?

今回の一連の出来事を通して、私はしみじみ感じました。
「子どもが悪いことをするのは、ある程度は仕方ない。でも、それをどう受け止めて、どう向き合うかが“親”の姿勢なんだな」と。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容をもとに、個人が特定されないよう構成しています。

ltnライター:北レン
経理事務・百貨店販売を経て、現在はWEBライターとして活動中。家事育児と両立できる働き方を模索する中で、ライターの道へ。自身の子育て経験を活かし、リアルで共感を呼ぶ記事を多数執筆。子育て・恋愛・美容など、女性の毎日に寄り添う情報を中心に発信している。

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