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34年前、日本中を騒がせた“伝説の月9”続編報道で話題「パロディでは?」「覚悟を感じる」1作目ヒット理由も深堀り

  • 2025.5.23

伝説のトレンディドラマ『101回目のプロポーズ』続編の制作内定がSNSで大きな話題となっている。流行語にもなった武田鉄矢の「僕は死にましぇん!」で有名なあの作品。続編制作ともなると、当時を知る視聴者の期待も大きいと予想されるが…果たして主演は誰なのか?あくまでまだ噂の段階ではあるが、今回はこの続編と1作目についてについて詳しく取り上げたい。

伝説の『月9』再び!?主役はせいや&唐田えりか?

ところで、『101回目のプロポーズ』とはどんなドラマなのか?元となる作品について振り返りつつ、続編について見ていこう。

最終回の視聴率は36.7%!伝説の月9ドラマ『101回目のプロポーズ』

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(C)SANKEI

『101回目のプロポーズ』は1991年7月期、毎週月曜日に放映されていたトレンディドラマだ。フジテレビの月9枠の代表作ともいえる作品で、平均視聴率20%越え、最終回は視聴率36.7%を記録したオバケ番組である。

超売れっ子脚本家の野島伸司がストーリーを担当。婚約者を亡くし、人の死を恐れるようになったヒロイン矢吹薫(浅野温子)と、お見合いで99回も玉砕しているパッとしないサラリーマン星野達郎(武田鉄矢)の大恋愛に、当時の視聴者は毎週心を揺さぶられたという。

トレンディドラマといえば美男・美女のカップルが定番であったあの頃、「振られてばかりの冴えない男」が主役というのは異例だった。それを武田鉄矢が体当たりで演じたことも伝説の作品だといわれる所以であろう。

続編のタイトルは『102回目のプロポーズ』?

さて、そんな『101回目のプロポーズ』の続編であるが…物語の舞台を現代に移し、タイトルは『102回目のプロポーズ』になるのではないかと噂されている。気になる主役はお笑いタレント兼俳優のせいやと、モデル兼女優の唐田えりかが有力候補のようだ。

せいやといえば、武田鉄矢のモノマネが有名。そのクオリティは本人公認だというからすごい。テレビドラマで見せた演技を評価する声も多く、『101回目のプロポーズ』続編で「二代目・武田鉄矢」を務めるにはぴったりだといえるだろう。

唐田えりかも、美しいルックスだけでなく高い演技力で有名な女優。最近ではNetflixの大ヒットドラマ『極悪女王』での活躍が記憶に新しい。「二代目・浅野温子」として申し分のない役者ではないだろうか。

「ドラマというよりパロディ?」SNSには厳しい声も…

制作内定の噂には、あの堀江貴文も自身のSNSで「フジテレビの覚悟を感じる」とコメントし、期待を寄せている。

しかし、そうはいってもあの“伝説の月9”の続編である。あの名作を超えることは難しいのでは…そんな声も少なくない。「ドラマというよりパロディでは?」「過去の人気作品にこだわりすぎ」など、制作内定の噂を受け、手厳しいコメントもSNS上では散見される。

しかし、前作も「冴えない男が主人公なんて」と言われつつ出演者の好演で人気をかっさらったのだ。続編も、世間のネガティブな反応を吹き飛ばす最高の作品になる可能性も高い。今後の動向が見逃せない作品だ。


※記事は執筆時点の情報です