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“異例の事態”を乗り越えた7年間の軌跡 『King&Prince』の“これまで”を振り返る「守ってくれてありがとう」

  • 2025.5.23
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

STARTO ENTERTAINMENTのアイドルグループ『King&Prince』が、本日5月23日、デビュー7周年を迎え、SNSが「キンプリデビュー7周年おめでとう」の声で沸いている。

人気絶頂期のメンバー半減など、決して平坦ではなかった今日までの道のり。今回は、異例の事態を乗り越えた彼らの軌跡を振り返りたい。

メンバーの脱退に次ぐ脱退…平坦ではなかった『King&Prince』の道のり

メジャーデビューから今日まで、『King&Prince』はどのような日々を歩んできたのだろうか?駆け足ではあるが、グループの歩みを振り返ってみよう。

「メジャーデビューは6人で」熱い思いで『King&Prince』誕生

『King&Prince』は、2018年5月23日に、『シンデレラガール』でメジャーデビューを果たした。メンバーは永瀬廉、髙橋海人、平野紫耀、岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太の6人。

彼らはデビュー前、『Mr.King vs Mr.Prince』、『Mr.King』と『Prince』などさまざまなユニット形態で活動していたが「メジャーデビューは6人で」という本人たちの熱い思いを受け、『King&Prince』としての活動が決まったと言われている。

岩橋、パニック障害により脱退

デビューシングル『シンデレラガール』はデビュー初週でオリコンのウィークリーランキング首位を獲得。6人の活躍は順風満帆であるかのように思えた。

しかし、同年10月、メンバーの岩橋がパニック障害により休養期間に突入。5人での活動を余儀なくされることに。岩橋の帰りを待ち、5人は『NHK紅白歌合戦』の出演をはじめ精力的に活動する。そんなメンバーの支えもあり、一時は復帰の告知もあった岩橋だが…しかし。彼の体調はなかなか持ち直さず、コロナ禍の2021年にグループ脱退が決まった。

メンバーが5人となってしまった『King&Prince』ではあるが、岩橋の脱退後も人気は衰えることがなかった。2021年の5月にはテレビ地上波で『King & Princeる。』という冠番組がスタート。同年夏には『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務めた。2022年春にはすべてのアーティストの憧れでもある4大ドームツアーも達成。破竹の勢いで活躍を続ける彼らだったが…この後、ファンを待っていたのは驚くべき急展開だった。

平野、神宮寺、岸が脱退!メンバーはいきなり半減

それは、人気絶頂期に告知された平野、神宮寺、岸の脱退。脱退の原因は「方向性の違い」だとされている。永瀬と髙橋はなんとか5人での活動を続けられないか話し合いを続けたが、メンバーの溝が埋まることはなかった。

完全な解散も視野に入れていたとのことだが、グループを愛してくれたファンの気持ちを尊重する意味でも、永瀬と髙橋は2人で『King&Prince』を名乗り続けることを決意。2023年5月23日からは、正式に2人体制で活動を続けている。

そしてデビュー7周年へ…

永瀬と髙橋は2人体制になってからもスピードを落とすことなく活動を継続。YouTubeチャンネルでさまざまな生配信を行うと共に、精力的にCDを発売。売り上げランキングでも常に上位に君臨し続けている。

2024年には2人で「King & Prince株式会社」も設立。今後の活動基盤を自らの手で作り上げた。

「キンプリを守ってくれてありがとう!」SNSにあふれる感謝のメッセージ

激動の日々を送ってきたからこそ、メンバーにとってもファンにとっても『King&Prince』として「7周年」を迎えられたことはかけがえのない勲章になったと言えるだろう。

SNSでは「キンプリを守ってくれてありがとう」「そこに立ち続けてくれてありがとう」「この『今』があることは当たり前じゃないから…」「いろいろあったけど、これからもずっと着いていきます!」など、ファンから2人に向けた感謝の言葉が数多く見られる。これこそが『King&Prince』が皆に愛されている何よりのあかしではないだろうか?

また、脱退した元メンバー・岩橋も、自身のSNSで、「7周年おめでとう ダイスキだぜずっと」と、2人に向けたメッセージを発表している。

異例の事態を乗り越えて今がある『King&Prince』。彼らの活躍がこれからも楽しみだ。


※記事は執筆時点の情報です