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「今までで一番観るの辛い」「みんな絶対騙される」“まさかの展開”に愕然…名優が“撮影取り止め”を考えた衝撃映画

  • 2025.6.13

映画には、クライマックス直前にすべてが覆る、衝撃の結末を持つ名作があります。今回は、そんな衝撃のラストで話題を呼んだ映画を5つセレクトしました。本記事では第4弾として『22年目の告白』をご紹介します。告白本を出版して名乗り出た犯人と、時効を越えてなお真相を追い続けた刑事。仕掛けられた罠と執念が交錯し、物語は誰も予想しなかった衝撃のラストへ――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「私が犯人です」――22年の時を経て語られた告白の真意

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『22年目の告白  私が殺人犯です』
  • 公開日:2017年06月10日
  • 主演:藤原竜也(曾根崎雅人 役)

1995年、東京で5件の連続絞殺事件が発生。被害者の関係者に犯行を見せつけるという異常な手口に、警察は総力を挙げて捜査しますが、犯人が捕まらないまま時効を迎えてしまいます。

それから22年後、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が突然現れ、「私が犯人です」と告白本を出版。挑発的な言動で世間を騒がせ、一躍時の人に…。

当時、捜査を担当していた刑事・牧村航(伊藤英明)は、事件で上司を失い、妹・里香(石橋杏奈)も行方不明となっていました。曾根崎の出現を機に、牧村は再び事件の真相を追い始めますが――。

「まさかこの人が…」誰もが騙された衝撃の結末

ただのサスペンスだと思って観始めた人ほど、ラスト10分で息を呑む――それが『22年目の告白』の衝撃です。本作は、韓国映画『殺人の告白』(2012年)を原案としたリメイク作品として制作されました。

時効を迎えた殺人事件の“犯人”が突然名乗り出て手記を出版。挑発的な言動で世間をかき乱すという異様な導入から、観客の視線を一気に引き込みます。

そして最後に待ち受けるのは、誰も予想できなかった“真犯人”と、緻密に張り巡らされた伏線が一気に結びつくスリリングな結末です。

描かれるのは、裁かれない罪、救われない遺族の苦しみ、そしてメディアやSNSをはじめとするネットの暴走。サスペンスでありながら、現代社会への鋭い視点が作品に重みを加えています。

「もめてもいいからやめようかなと思いました」――極限の撮影秘話

本作で伊藤英明さんは、連続絞殺事件の真相を22年にわたって追い続ける刑事・牧村航を熱演しましたが、撮影現場は相当過酷だったようです。

今までのキャリアの中で一番きつかった。初日から昼夜逆転で、3日間、(平田)満さんと走るだけでした。どんなにもめてもいいからやめようかと思いました。でも、満さんが走ってるわけですから。何とか乗り切ることができました。出典:伊藤英明と藤原竜也が共演「今までのキャリアの中で一番きつかった」(MOVIE WALKER PRESS)

この発言からは、過酷な状況の中でも、牧村という難役に真摯に向き合った伊藤さんの覚悟が伝わってきます。SNSでは「伊藤英明のエネルギッシュな芝居は言わずもがな流石」「伊藤英明の迫真の演技に痺れる」という称賛の声が相次ぎ、視聴者の間でも伊藤さんの熱演が大きな話題になりました。

極限状態の中で生まれたその演技は、物語にリアリティと緊張感を与え、作品全体の完成度を一層高める要因となったのではないでしょうか。緻密な演技と圧倒的な存在感で、牧村という人物の苦悩や信念を丁寧に表現し、観る人の心に深い印象を残しました。

書店に現れた“もうひとつの告白本”――フィクションと現実が重なった瞬間

藤原竜也さん演じる曾根崎雅人が劇中で発表した告白本『私が殺人犯です』と同じ装丁の書籍が、講談社から発売されたのをご存じでしょうか。

映画公開に先駆けて刊行されたこの小説は、編集者・川北未南子の視点から描かれ、曾根崎から原稿を受け取って出版に至る過程や、社会の反応が綴られています。映画とは異なる結末が用意され、“もうひとつの告白本”として注目を集めました。

劇中のビジュアルを忠実に再現したこの書籍は、講談社でも異例の取り組みで、フィクションと現実をつなぐ大胆な仕掛けとして話題を呼びました。

「今までで一番観るの辛い」快感がやみつきになる“どんでん返し映画

本作には、SNSでもさまざまな声が寄せられています。

今までで一番観るの辛いなって思った映画です」と深く心を動かされた人や、「予想の斜め上を超えた作品で、めっちゃおもしろかった」「この結末予測できる人いたら凄い」「トップクラスのどんでん返し映画だった」「完全に騙された」「みんな絶対騙される!」と、ラストに衝撃を受けたというコメントも多数投稿されています。

“読めた”か“読めなかった”か、その受け取り方は人それぞれ。けれど、観た人の心に残るラストであったことは間違いありません。まさに、“結末が記憶に残る名作”と呼ぶにふさわしい作品です。


※記事は執筆時点の情報です