「すごいものを観た…」“全てが完璧な一作”に世界が騒然… “異例ヒット”を飛ばした主演女優“覚悟”の秀作ドラマ

2025.6.12

切なくて胸が締め付けられる気持ちになり、気付けば涙があふれ出てしまう…そんな作品との出会いは、見慣れた日常の景色も大きく変えてしまうほどの力を持っています。今回は、そんな“号泣必至”の名作ドラマ5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2022年配信のNetflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“号泣必至”の名作ドラマ『First Love 初恋』

作品名：ドラマ『First Love 初恋』
配信日：2022年11月24日
出演：満島ひかり、佐藤健、八木莉可子、木戸大聖他

あらすじ

1990年代後半の北海道。高校生の野口也英（満島ひかり）はCAになることを夢見ながら、同じ高校に通う並木晴道（佐藤健）に恋心を抱いていました。一方の晴道も也英に惹かれており、二人はやがて恋人同士となります。互いにとってかけがえのない存在となり、青春時代を共に過ごす也英と晴道。しかし、予期せぬ出来事が二人を別々の道へと引き裂いてしまうのでした。

それから約20年の時が流れ、2018年の札幌。CAになる夢を絶たれ、タクシードライバーとして生計を立てる也英。一方の晴道は、航空自衛隊のパイロットを目指し夢を叶えたものの、現在は警備員として働きながらカウンセラーの有川恒美（夏帆）との結婚を控えていました。そんなある日、晴道は偶然にもタクシーを運転する也英の姿を見かけ――。

甘酸っぱい初恋と運命の出会いに感動 ※ネタバレあり

ドラマ『First Love 初恋』は学生時代の初恋相手と20年越しに再会したことで、思いがけない運命が動き出すというストーリー。

1999年に発表され大ヒットした宇多田ヒカルさんの名曲『First Love』、そして2018年にリリースされた『初恋』から着想をうけ制作されました。平成、そして令和と時を超えたラブストーリーになっています。

学生時代の主人公たちを八木莉可子さん、木戸大聖さんが演じており、お互いに恋しさが募っていく表情や仕草の演技は圧巻の一言。しかし、「学生時代の俳優さんも天才」と称賛の声もある一方で、初恋の美しさと儚さが丁寧に表現されたストーリーにも胸が打たれます。運命は時に残酷で、時に愛おしく、恋をすることの素晴らしさと儚さを身に染みて実感できる物語です。

作品を視聴した方からは「すごいものを観た」「純愛とはこういうことを言う」「みんなに観てほしい作品」「ストーリー、演技力、音楽など全てが完璧」など、絶賛の声が寄せられていました。

“映画のような映像美”と“圧倒的な演技力”

ドラマ『First Love 初恋』の撮影は8ヶ月もの長期に及び、ワークショップやオーディションなどの準備期間にも多くの時間を費やし制作されました。2022年11月24日に配信されると、日本のテレビ部門ランキングで3週連続1位を獲得し、海外でも注目を集めるなど異例のヒットを記録しました。そんな今作で主演を務めた、満島ひかりさんは次のように語っています。

撮影的には『もう1回』を求められるときも出てくるけど、二度とできないことをしたいなと。いつも以上に繊細に、糸の上を歩いているようなギリギリの感覚を保っていました。出典：「自分にとって得意じゃないところにあえて飛び込んだ」満島ひかりが語る『First Love 初恋』（otona MUSE）

まるで誰かの人生を目撃しているかのような緊張感、そして映画を観ているような映像美は、作り手の熱量あってこそのもの。だからこそ、多くの視聴者が「永遠に観続けたい」「胸が苦しい」「かなり辛い」と、心を動かされたのでしょう。

まだドラマ『First Love 初恋』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『First Love 初恋』に興味を持っていただけた方は、“忘れられない初恋が時を超えて動き出すラブストーリー”をぜひ目撃してみてください！

ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

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