1. トップ
  2. 「途中でやめた…」「放心状態」“生々しい脚本”に脱落者も…“実在の事件”をモデルにした衝撃映画

「途中でやめた…」「放心状態」“生々しい脚本”に脱落者も…“実在の事件”をモデルにした衝撃映画

  • 2025.6.6

様々な映画が公開される中で記憶に残り続ける映画といえば?今回はそんな“心に響く名作”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2013年公開の映画『子宮に沈める』をご紹介。本作品は、社会問題を取り上げて作られた社会派映画であり、見た人の心を大きく動かす話題作となりました。ぜひ最後までにご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『子宮に沈める』どんな作品?

undefined
Google Geminiにて作成(イメージ)

映画『子宮に沈める』は2013年に公開された作品で、「大阪2児放置死事件」を基にした社会派映画です。

あらすじ

夫・俊也から突然の別れを告げられた由希子(伊澤恵美子)。娘と息子と共に小さなアパートで新たな生活をスタートさせるも、学歴も職歴もない彼女は、医療系の資格取得を目指しながら、長時間のパートで家計を支える日々。しかし現実は厳しく、生活費に追われる中、友人の勧めで夜の世界に足を踏み入れ、次第に帰宅は深夜にずれ込み、家事や育児とのバランスが崩れていく。

ちひろは生活苦の中で恋愛に溺れ、次第に子どもたちを疎ましく思い始める。そしてある日、ついに母親としての役割を完全に放棄し、家を出たまま戻らなくなってしまう。団地の一室に取り残された子どもたちは、水も食料も尽きる中、静かに死へと向かっていく――。

育児放棄と生死のリアルを描写した作品

実際に事件として発生した、「大阪2児放置死事件」を元に作られた映画作品であり、母親が母性を失いながらも子供たちが生きようとする姿に心を痛めた方も多いでしょう。今社会的も問題とされている「育児放棄」「児童虐待」ですが、本作品はこの社会問題をテーマにし、多くの人に育児放棄のリアルを世の中に発信しました。

SNSでは視聴者たちが「途中でやめた…」「ショックが大きすぎて放心状態」「観れない」などのリアルな感情を発信しており、深く感情移入している人が多く見受けられました。

ただ本作品は「育児放棄」「児童虐待」のリアルを届けるための社会派映画であるため、このリアクションは狙い通りであると言えるでしょう。SNSでは「女性や子供たちに起こる災難を絶対に忘れないようにしてくれる作品は存在し続けるべき」「しんどいけど考えさせられる」という声も。このリアルな描写が多くの人の記憶に刻み込まれ、「心に響く作品」として語り継がれているのかもしれませんね。

「児童虐待」「育児放棄」をテーマにした社会派映画

今回は2013年公開の映画『子宮に沈める』をご紹介させていただきました。この作品は映画ファンの多くが知っている話題作であり、そのリアルな描写から、たくさんの人の記憶に残る作品となりました。

こういった社会問題は私生活の中で気づかなかったり、どうしても目を背いてしまったりすることが多いと思います。そんな中で公開された本作ですが、改めて「育児放棄」「児童虐待」に対して考えるきっかけとなったことでしょう。

多くの人の心に響く話題作『子宮に沈める』をぜひご覧ください!


※記事は執筆時点の情報です