式を完成させられる？「4□3◯1=6」→□と〇に入る記号は？

今回はパズルのような問題に挑戦しましょう。□に当てはまる演算記号を探して色々試してみると、頭の体操にもなります。

朝の通勤電車の中や仕事前の隙間時間に解いてみましょう！

問題

□と◯に演算記号を当てはめて式を完成させなさい。
4□3◯1=6

□と◯には、+、−、×、÷のどれかが入ります。

この問題の答えは「4+3−1=6」です。

この問題を考える際にヒントになるのは1の存在ですね。1は掛けても割っても相手の数を変えない性質があるので、もしも◯が×と÷だった場合にどうなるのか考えてみましょう。

＜◯が×もしくは÷だった場合＞
3×1=3
3÷1=3

なので、どちらの記号の場合でも
4□3=6

となり、この時点で□に当てはまる演算記号がないことがわかります。

このことから、◯に当てはまる記号は+もしくは−になることがわかります。

1を足すか引くかして、6にしなければいけないので、4□3の段階で5もしくは7にしなければいけません。

ここまで考えてみると、□には+、◯には−を当てはめて「4+3−1=6」とすると式が成り立つことがわかりますね。

実際に計算してみると、

4+3−1
=7−1
=6

となるので、答えが正しいことがわかります。

今回の問題は脳トレのようなパズル問題でした。

闇雲に記号を当てはめるのではなく、ある程度まで答えを絞っていく方針を取ると、スピーディーに解くことができるかもしれません。

脳のスイッチを入れたい時に解いてみてはいかがでしょうか。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

もう一問挑戦！

簡単だけど意外と間違える？！「8−0×4」→秒で解ける？