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飛行機に乗った女性「気持ち悪い!」靴を履かない客にチクリ。どっちが悪い?<海外の機内トラブル2選>

  • 2025.4.30
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出典:photoAC(画像はイメージです)

飛行機の中では、限られたスペースを隣り合う乗客同士で共有することが求められます。

しかし時に、「そのスペースは誰のもの?」という疑問が生じることも。

海外のSNS「Reddit」で話題となった投稿は、まさにそんな「機内での予想外のトラブル」についてのものでした。

座席下の収納スペースを巡るトラブル

長時間フライトを繰り返す旅行者が、前の座席の人が自分の足元スペースに荷物を置いていることに気づき、移動をお願いしたというエピソード。果たして、前の座席の下のスペースは誰のものなのでしょうか?

この投稿に対して、多くの人から「そのスペースはあなたのもの」という声が寄せられました。

ちょっと話を聞いてくれ。

その日、私はすでに11時間のフライトを終え、次の11時間のフライトに搭乗したばかりだった。すると、自分の指定席の通路側にある男性が立っていたんだ。

どうも彼とその妻は荷物の整理をしていたようで、「荷物を片付けてから席に戻るんだろう」と思っていた。
ただその2人はずっと私の席の前に立っていて、どこにも行く気配がないから、「すみません、この席は私のなんですが」と声をかけてみた。

すると彼らはブツクサ言いながら、搭乗券を確認しててさ。どうやら席を一つ間違えていたらしくて、彼らは私たちの一つ前の席だったんだ。

この時は何か騒ぎを起こしてしまったような気分で、少し申し訳なくなってしまったよ。

ただ今思うと、ここから今回のトラブルは始まっていたんだ。

ようやく座席について、荷物をいろいろと取り出していると、足に何かがぶつかってさ。見てみると前の座席の人の荷物が置かれていたんだ。

そこでふと思ったのが、「前の座席の下のスペースって、私のものじゃないのか」ってこと。

乗務員だって、「荷物は頭上の収納棚か、前の座席の下に収納してください」と言うよね?

ということで前の席の人に「このバッグ、あなたのですか? できれば移動してもらえませんか?」と尋ねてみたんだ。

すると、彼は「何を言っているんだ」という顔でこちらを見つめ、軽く睨みつけた後、一言も発さないまま、荷物を整理し直していた。

どうやら、私の足元にあったバッグは、彼の3つ目の手荷物だったらしい。

私は一応、「足が長くてね、飛行機の座席は窮屈で仕方なくて、すみませんね」と謝罪をしたんけど、これって私が悪いのかな?

この投稿に対するコメントには、投稿者を擁護する声が多く見られました。

  • 前の座席の下のスペースは投稿者のもの、ルールにも明記されていて謝る必要はまったくない
  • 乗務員を呼んで「誰かが荷物を置き忘れている」と伝えれば、すぐに解決したかも?
  • 持ち込み可能な荷物は2つまでというルールからも、彼の3つ目の荷物は規則違反

リラックスしたいなら?機内での靴を脱ぐ行為が波紋を呼ぶ

機内での快適さを求める行動が時に周囲の反感を買うこともあるようです。

次の投稿では、コンサートから帰る女性が、重いブーツを脱いでリラックスしようとしたところ、隣席の女性から強い抗議を受けたというエピソード。清潔な靴下に履き替えるなど配慮したにもかかわらず、この行為は適切だったのでしょうか?

「フライト中に靴を脱ぐ私って最低?」

最近、海外のメタルコンサートに行ったの。フライトは1時間半から2時間位。ドクターマーチンのニーハイブーツを履いてたんだけど、重いし大きくてキャリーバッグには入らなかった。入ったとしても持ち運びに不便だったと思う。だけど、この狭い空間でフライト中、ずっとそれを履いたまま座っている気にはなれなかったの。

だから、家を出る前に靴用スプレーをして匂わないことを確認した上、席で靴を脱いで新しい靴下をはいたの。靴は私の座席の下に置いたから、誰にも迷惑をかけていなかったと思う。

その後、女性が私の隣に座ろうとしたんだけど、私が靴を履いていないのを見て、彼女はびっくりして私のことを気持ち悪いとかなんとか言ったの!私はきれいな靴下をはいていることを説明しようとしたんだけど、彼女が靴を履き直すように要求したから、私は断った。

彼女が客室乗務員を呼んだので、私はもう一度説明したわ。スチュワーデスは、私が規則を破っていないので、何もすることはないと言ってくれた。

その女性は、飛行中ずっとため息を漏らしてた。(しかも、文句を言ってた間私を撮影していたので、今頃ネットに公開されてるかもしれない!)私は彼女を無視してヘッドフォンをつけた。

私たちがパスポートを渡しているときにも、まだその女性は文句を言っていたのだけど、彼らも彼女を無視したの(笑)

このことを友人に話したんだけど、私に同意する人もいれば、気持ち悪いと言う人もいた。もっと他人のことを考えて靴を履けばよかったのにって。私って最低なのかな。

この投稿に対するコメントは賛否両論でしたが、多くは投稿者の行動を支持するものでした。

  • 新しい靴下をはき、匂いにも配慮していれば規則違反ではないと思う
  • もしサンダル履きならOKという論理なら、きれいな靴下も同様に許容されるべきだよね
  • チケット代を払って乗ってるのだから、規則内で自分の快適さを追求するのは当然

まとめ

機内での「自分のスペース」や「快適さを求める行為」をめぐるこれらの出来事から見えてくるのは、限られた空間を共有する際の微妙な価値観の違いでした。

前の座席の下のスペースは基本的に後ろの乗客のものとされており、そこに荷物を置く権利は後ろの乗客にあります。

一方、靴を脱ぐ行為については、清潔さと臭いへの配慮があれば規則違反ではないものの、周囲の感覚にも配慮する必要があるでしょう。

これらの事例から、機内という密閉された空間では、自分の権利を主張するだけでなく、他者への配慮もバランスよく行うことが大切なのかもしれません。


出典:Reddit(AITA on the plane for asking the guy seated in front of me to remove a bag from under his seat?AITA for taking off my shoes on a flight?)