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バスで、老女が優先席をスルーし『席を譲れ』発言。“妊娠中”と伝えるも…自己中発言に非難<海外バスのトラブル2選>

  • 2025.4.30
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出典:photoAC(写真はイメージです)

公共交通機関では、席を譲るべきかどうかで悩むことがありますよね。

特に混雑したバスや電車では、様々な事情を抱えた人が乗り合わせることで、思わぬトラブルが発生することもあります。

今回は、海外のSNSで話題になった「妊婦だと伝えたにもかかわらず、バスで席を譲るよう求められた」という投稿を紹介します。

「妊婦には席を譲れ」vs「私も妊婦なんです」バス内での席をめぐる対立

妊娠中の女性がバスに乗ったところ、高齢女性から執拗に席を譲るよう求められるという出来事が起きました。重い荷物を持ち、妊娠18週の彼女がなぜ席を譲るべきなのか。多くの海外ユーザーがこの出来事に対して意見を寄せています。

ちょっと聞いて!
私は現在、26歳、妊娠中

ある日、仕事を終えた後バスに乗ったの。
私の町のバスは2階席まであるバスで、妊娠初期のころは2階席も使っていたんだけど、今は妊娠18週目ということもあって、1階をよく利用している。

けれどその日バスに乗った時、1階はすでに混んでいて、空いていたのは2人掛けの席が1つだけ。普段なら混んでいる時は無理をしてでも2階へ行くけれど、この日は4〜5個の重い荷物を持っていたこともあり、階段を上るのは危険だと思って、そのままその2人掛けの椅子に座ったの。

でもこれがトラブルの種になってしまって…

というのも私が乗ってから2~3駅後、一人の杖をついた年配の女性が乗ってきたんだけど、この人の態度がひどくて。

バスに乗るや否や、いきなりぶっきらぼうに私に対して席を譲るよう要求しだしたの。

何この人」とは思いつつ、「トラブルは避けたいしな」という思いで私は荷物をどかし、席を詰めようとした。

すると彼女は、「違うわよ、席を変わってくれって言ってるの。この席は障がい者用なの。あなたは明らかに健常者でしょ?2階にはたくさん空席があるんだから、そこに行きなさいよ

でも、その席は別に優先席ではなかった。というか、前方の座席が優先席だったし、むしろそっちの方が空席があったから、「すみません、でもこの荷物を持ったまま階段を上るのは危険なので…隣なら座っていただいて構いませんよ、マスクもしてますし

すると彼女は不機嫌そうに言い放った。

私は誰かの隣に座るのは嫌なのよ、安全じゃないでしょ?だからさっさと席を譲りなさい!

私は対立するのが苦手だし、妊娠を理由に何かを要求するのも好きじゃない。だからこそ、あまり言いたくはなかったんだけど、「あの…私は妊娠中なんです。この荷物を持って階段を上がるのは危険なので無理です。本当に1人で座りたいなら、前方に優先席があります。そちらを使ってはどうですか?」と言い返したの。

すると、近くにいた男性がそのやり取りを聞いていて、一言。

おばあさん、こっちの席をどうぞ

そういった彼は立ち上がり、去り際に私を見ながら2階へ移動。

その後、その女性はバスにいた他の年配の乗客たちと一緒になって、「最近の若者は年配者や障がい者に敬意を払わない」とか「昔ならこんな態度は許されなかった」とか、10〜15分ほど私を非難するような話をしていた。

この出来事があってから数日経ったけれど、今でも私が悪かったのか正しかったのかわからない。彼氏も父も「あなたは何も悪くないよ」と言ってくれたけど…

いくら妊娠しているとはいえ、ちょっと自己中心的すぎたかな。

この投稿に対して、多くの人が妊婦側を支持するコメントを寄せています。

  • 高齢というだけで横暴な態度を取っていいわけじゃない、相手は妊婦さんなのだから配慮すべき
  • 人を見た目だけで判断するのはおかしい
  • そもそも優先席でもない席なのに譲る必要はなく、年配女性の要求は単なる自己中心的な行動だったのでは?

「見知らぬ子どもの面倒を見るのは私の義務?」バスでの予想外な要求に困惑

長距離バスでは様々な人が長時間を共にします。ある女性が静かにイヤホンで音楽を聴いて過ごそうとしたところ、4人の子どもを連れた母親から「子どもを見ていない」と非難され、さらには子守を頼まれるという驚きの展開に。

「バスで子どもを危険から守るために監視していなかった私は悪い人なのか」

最近、私はグレイハウンドバスに15〜16時間乗ることがあった。大人にとっては大して長くないけど、全員6歳未満の4人の子どもを連れた母親がいた。私はバスの後部座席でずっとイヤホンをしていた。到着するまで好きなアルバムを全部ループで聴いて時間を潰そうと思っていたんだ。

ふと目をやると、子どもたちが座席で大騒ぎしていて、母親が彼らを大人しくさせようとしているのが見えた。

子どもたちはみんな元気で、ちょこちょこと何かしら問題が起きていた。でも、私は自分の世界にいたからそれを防ぐことはできなかったし、特に注意も向けていなかった。

しばらく音楽を聴いて窓の外を眺めていたんだけど、一番下の子がシートの背もたれの上に立って、飛び降りようとしていたらしい。ボーッとしていたので、こんなことになっていると気づかなかった。

母親は、私が何も見ていなかったことに対して失礼だと言ってきた。最初は彼女の声が聞こえなかったんだけど、彼女はわざわざ歩いてきて私の肩をたたき、もう一度言ってきた。私は半分聞いていたけど、半分はまだ音楽を聴いていたから、何も言わずにそのま過ごした。

別のバスに乗り換えようとしたとき、彼女は私に声をかけて、トイレに行っている間、子どもたちを見ていてほしいと頼んできた。でも、私はイヤホンをつけてお菓子を食べ、トイレに行って構わずリフレッシュしてた。

私たちが新しいバスに乗ると、彼女は私がまた失礼だと言ってきた。バスに乗っている中、こんなことが何回かあった。なぜ彼女は、私に見ていて欲しかったのか、なぜ非難していたのかわからない。

私にとっては、見知らぬ人に子どもたちを見守ってほしいと言うだけでも変だし、そもそも他にも人がいっぱいいた。なぜ私だけに頼むのだろうか。

別の時、私はチップスを食べていた。大きなファミリーサイズの袋を持っていたので、それを目当てに子どもたちは話しかけようとしてきたみたい。でも気づかなかった。
そしたら、母親が肩をトントン叩いてきて、「あなたの注意を引くためにこんなことしなきゃいけないなんて」って言うんだよ。
それで私は「そんなに俺の注意が必要なの?」って聞いたら、彼女はちょっとムッとして「子どもたちがチップスを欲しがってるの」って言った。子どもたちが手を差し出したから、それぞれの手のひらに少しずつ注いであげたよ。シェアするのは別に構わないしね。

私は子どもを扱う経験がなく、子どもを持つ予定もない。普段はこんなにぼーっとしていないけど、今回は長旅だったので長い時間をやり過ごすためにわざと意識を飛ばしていた。でも、他人に自分の子どもを見ててもらうのが当然って考えは失礼だと思う。それも、バスに他にもたくさん人がいるのに、なぜか俺に期待するのが理解できない。

目的地に着いてから両親にこの話をしたら、「子どもを見てあげるべきだった」って言われたよ。

この投稿に対しても、多くの人が投稿者を支持するコメントを寄せています。

  • あなたの子どもではないのだから、あなたの問題ではない、母親の責任転嫁は不適切
  • 若い女性だからというだけで子守を期待するのは性差別的では?
  • 自分の子どもの世話は自分でするべきで、見知らぬ人に当然のように頼むのは失礼だ

まとめ

二つの事例から見えてくるのは、公共の場での「責任」と「配慮」のバランスの難しさです。

妊婦と高齢者、どちらも配慮が必要な立場ですが、一方的な要求ではなく相互理解が必要なのでしょう。同様に、子育て中の親も周囲の助けは望めても、それを当然と考えるのは適切ではありません。多くのコメントが示すように、公共交通機関での争いには単純な「正解」はなく、それぞれの状況や事情によって最適な対応は変わります。

しかし共通して言えるのは、相手の立場を尊重し、一方的な要求ではなく、お互いを思いやる姿勢が大切だということでしょう。結局のところ、バスや電車という限られた空間では、「自分の権利」を主張するだけでなく、「お互いの事情」を理解し合おうとする気持ちが、スムーズな共存のカギになるのかもしれません。

お互いに少し譲り合う精神こそが、真の意味での「譲り合い」なのではないでしょうか。


出典:Reddit(AITA for not giving up my seat on the bus?AITA for not watching or keeping kids from danger on a bus)