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山田孝之「本当にヘタ」「才能ない」苦悩を告白…“日本人初の偉業”を遂げたマルチ俳優の“意外な一面”

  • 2025.6.4

俳優としてさまざまな作品に出演し、高い評価を受ける方たちの中には、俳優以外の活動でも活躍する方がいます。今回は、そんな“マルチに活躍”する多才な俳優5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、山田孝之さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“マルチに活躍”する多才な俳優・山田孝之

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(C)SANKEI

経歴

1999年にドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューした山田孝之さんは、2002年にシングルでCDデビュー。2003年にはドラマ『WATER BOYS』でテレビドラマ初主演を果たし、2004年にはエランドール賞新人賞を受賞、東京地下鉄の初代イメージキャラクターにも選ばれました。

2007年には『クローズZERO』シリーズなどでワイルドな役柄にも挑戦し、新境地を開拓。2010年には映画『GANTZ』への出演や、映画『十三人の刺客』でヴェネツィア国際映画祭に参加するなど国際的な注目も集め、2010年には「世界の注目俳優10人」にも選出されました。

2014年にミュージカル『フル・モンティ』で初舞台を踏み、2016年にはMV監督に初挑戦。そのほかにも、ECコンテンツのプラットフォーム会社設立、赤西仁さんとのユニット『JINTAKA』結成と、多岐にわたる活動を展開。その他にも、俳優の綾野剛さんらと結成した3ピースバンド『THE XXXXXX』でも音楽活動も行っていました。

俳優・歌手として大活躍中!「本当にヘタだなぁ、才能ないなぁ」

山田さんは、2011年にニューヨーク・アジア映画祭で日本人初のライジング・スター賞を受賞、2012年には複数の映画での助演でヨコハマ映画祭や日本インターネット映画大賞などを受賞するなど、俳優として抜きん出た活躍を見せています。その一方で、音楽活動にも力を入れており、その多才さをいかんなく発揮しています。

そんな山田さんですが、ツイナビのインタビューにて「役者を辞めたいって思ったこともありました?」という問いに対し以下のように明かしています。

あります、あります。この間も、昨年撮った映画の試写を観て、“本当にヘタだなぁ、才能ないなぁ”って……
出典:山田孝之 映画『俺はまだ本気出してないだけ』 ツイナビインタビュー Vol.25

と語る山田さん。自分の演技に対する評価と世間の評価の食い違いに、不思議な気持ちを抱いていたそうです。名俳優と名高い山田さんの“意外な一面”に驚く方も多いのではないでしょうか。

今後の活動について山田さんは、代表作である『闇金ウシジマくんシリーズ』で演じた丑嶋馨役になぞらえて、

例え、僕が出る杭で打とうとされても、丑嶋のように引っ込みません(笑)。才能なんてないですけど、とにかく考えています、…色々なことを出典:クランクイン!『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』単独インタビュー内

とコメント。つねに上を目指し進み続けることこそ、アーティストとして新たな表現を生み出す秘訣なのかもしれません。

テレビドラマ初主演でブレイク!山田孝之の今後の活躍に期待!

数多くの代表作を持つ山田さんですが、2003年放送のドラマ『WATER BOYS』は外せない作品と言えるでしょう。山田さんは本作がテレビドラマ初主演ながら、初々しくもポテンシャルの高さを感じさせる演技を披露しています。

作品を視聴した方からは、「ウォーターボーイズの山田孝之カッコ良すぎる」「山田孝之さんもいい役者さんですねウォーターボーイズ好きだったなぁ」など、山田さんを高く評価する声が多く寄せられていました

悪者役からコメディ全開の役まで幅広いキャラクターを演じながらも、どれもがハマり役となっている山田さん。今後も、俳優はもちろん、そのほかのシーンでの活躍にも期待が高まります!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です