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道後一万で60年以上続く、和菓子店・きくや菓子舗の絶品!『豆大福』

  • 2025.4.20

こんにちは! Nの人ことNatuorhythmです。

お花がキレイに咲き誇る季節が到来! 車の窓から見る景色も、カラフルになってきました。

今回はお花見に欠かせない! 甘くて美味しい、長く愛される『和菓子』のお店をご紹介します!

きくや菓子舗

出典:リビングえひめWeb

『きくや菓子舗』は、昭和36年創業の和菓子店。 先代の渡部章一さんが、道後一万にある現店舗の隣にお店を構えました。

現在は二代目の店主・博司さんと妻の貴子さんがお店を切り盛りしています。

きくや菓子舗の看板商品『豆大福』

出典:リビングえひめWeb

『きくや菓子舗』を代表する和菓子の一つは、『豆大福』!

販売開始から、30分で売り切れてしまうこともある人気商品です。 1つからでも購入できるので、筆者は電話での取り置きを推奨します。

この『きくやの豆大福』は、松山でまだ豆大福が広く売られていなかった40年ほど前、先代と博司さんによって生み出されました。

出典:リビングえひめWeb

菓子作りをしている父の後姿を見て、和菓子職人を目指した博司さん。

東京で和菓子修行をしていた際に出会った、豆大福に感銘を受けました。 そして松山に戻った際、「まだ松山で広く売られていない豆大福を、自分たちの手で作ろう!」と決意。

食感を残して塩茹でした赤エンドウ豆と、モチモチとした餅を合わせた、豆たっぷりの餅生地で、北海道朱鞠の小豆を炊いた優しい甘さのつぶ餡で包みました。

甘さとしょっぱさのバランスが丁度よい豆大福は、きくや菓子舗のベストセラーです!

見た目も美しい、きくや菓子補の季節の和菓子

出典:リビングえひめWeb

きくや菓子舗のショーケースには、醤油餅といった郷土菓子や、お抹茶用の上生菓子、よもぎ餅など季節のお餅と、たくさんの種類の和菓子が並んでいます。

写真の和菓子は、手前の和菓子から時計回りに『ぼたん』・『山吹』・『春らんまん』・『すみれ草』。

出典:リビングえひめWeb

花のぼたんにそっくりな見た目の『ぼたん』は、くちどけの良い練り切りです。 三層になった『山吹』は、黄身の層と和風スポンジの層、餡子の層が絶妙にマッチ! 華やかな見た目の『春らんまん』は、ふわっとした外側と、スルリとした甘さの餡子が特長です。 真っ白な『すみれ草』は、モチモチとした食感のういろうに、しっとりとした甘納豆と黄味餡が包まれた上品な味わい。

自分用に、贈答用に!みんなが喜ぶ、きくや菓子舗の手作り和菓子

出典:リビングえひめWeb

10年ほど前、博司さんは妻の貴子さんと共に、今の場所でお店をリニューアルオープンさせました。

作り手の顔が見える、対面式の店舗と販売方法なので、「お客様から『美味しい!』と声を掛けていただけます。それが何よりも嬉しい!」と博司さんは話します。

「たとえ一瞬で食べられたとしても、お客様の笑顔やお声掛けのおかげで、仕込みを始め大変な作業の多い菓子作りを、楽しんで続けられています。先代の頃からファンだと言って通ってくださるお客様や、美味しいと評判だからとお店に来てくださる方々に、心から感謝です。毎日、昨日よりも美味しいものを食べていただきたくて、素材からの手作りを続けています」と博司さん。

丁寧に手作りされた逸品を味わいに、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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