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「うるせんだ!てめえ」ラジオ局の狭い喫煙所でモグライダー芝にブチギレた【大御所芸人】とは?

  • 2025.6.2
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(C)SANKEI

芸人の世界には、“空気を読む力”が何よりも求められます。楽屋、打ち上げ、そしてたばこを吸うわずかな時間でさえ、先輩後輩の距離感や会話のタイミングが明暗を分けることもしばしば。

2024年5月25日放送のフジテレビ系『上田晋也のトーク検定』に出演したモグライダー・芝大輔さんは、そんな“空気の読み違い”によって、大御所芸人からまさかの一喝を受けてしまったという衝撃エピソードを語りました。

「うるせんだ!てめえ!ブチ殺すぞこのやろう!」

その怒号が飛び交ったのは、ラジオ局の小さな喫煙所。いったいどの大御所芸人が芝さんにブチギレたのでしょうか?

ラジオ局の狭い喫煙所でモグライダー芝さんに怒鳴った大御所芸人とは誰?

さて、ここでクイズです!

ラジオ局の狭い喫煙所でモグライダー芝さんに「ブチ殺すぞこのやろう!」と怒鳴った大御所芸人とは誰だったのでしょうか?

ヒント…

①伝説のコントユニット・シティボーイズの一員

②毒舌・辛口トークで知られ、テレビやラジオで数々の“名言”を残してきた人物

「ケンタッキーのおやじみたいになっちゃった」

答えは…大竹まことさんです。

ことの発端は、あるラジオ局の喫煙所での出来事。芝大輔さんは番組で、「ついこの間なんですけど、ラジオ局の狭い喫煙所に、たばこ吸おうと思って入ったら、きたろうさんがいらっしゃったんです。僕、初めてだったんで、あいさつして、“モグライダーの芝です”って」と、淡々と語り始めました。

そのあと、大竹まことさん、斉木しげるさんが順に入ってきて、偶然にも伝説のユニット・シティボーイズの3人が揃うという、なんとも濃い空間に。芝さんは「うわ、すご!3人で来るんだ」と心のなかで驚いたそうです。

そのとき、大竹さんの新調した眼鏡が話題に。斉木さんが「大竹さん、めがね替えたんだ」と触れると、大竹さんは「ああ、失敗したよ。坂本龍一(さん)みたいって乗せられて買ったら、ケンタッキーのおやじみたいになっちゃった」とユーモラスに返しました。

「うるせんだ!てめえ!ブチ殺すぞこのやろう!」

そのやり取りに、斉木さんやきたろうさんが「似合ってるよ」と返すなか、芝さんも退出間際にひとこと声をかけてみたといいます。

「俺もたばこ消して、出る間際に、1回だけ“似合ってますよ”って言ってみたんです」

しかし、その瞬間。

「うるせんだ!てめえ!ブチ殺すぞこのやろう!」

まさかの大竹さんからフルスロットルな怒鳴り声。芝さんが思わず苦笑いしながらこのエピソードを語ると、スタジオは驚きの声に包まれました。

大御所3人の“絶妙な空気感”に不用意に入り込んでしまった芝さん。「絶対、入っちゃいけなかった」と後悔をにじませつつ、「難しい~!!」と絶叫。MCの上田晋也さんも「トリオだからこその何となくの空気があったんだな」とフォローしていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

まさに“芸人界の空気の壁”を実感したエピソード。芝大輔さんにとっては冷や汗ものだったかもしれませんが、聞いている側からすると笑いの宝庫のような出来事でした。

大竹まことさんの厳しさの裏には、長年築き上げてきたコンビやトリオの“独自の空気感”があるのかもしれません。そして、芝さんのようにその空気を読み違えながらも踏み込むことで、またひとつ芸人としての引き出しが増えていくのです。芸人の世界の奥深さを感じさせる一幕でした。