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「さっきから一人でしゃべりやがって」古舘伊知郎がバラエティーで喋りすぎて、ブチギレられたというお笑い芸人とは?

  • 2025.6.2
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(C)SANKEI

“名調子”の異名を持つフリーアナウンサー・古舘伊知郎さんは、報道番組からバラエティーまで幅広く活躍してきた名司会者のひとりです。熱のこもった語り口と瞬発力のあるコメントは、長年にわたり多くの視聴者を魅了してきました。

そんな古舘さんが、あるバラエティ番組の現場で“喋りすぎた”結果、共演していた芸人にブチギレられるという、まさかの展開があったことをご存じでしょうか? しかもその相手は、今やテレビで見ない日はない人気芸人。名司会者が土下座するほどの騒動とは、いったいどのようなものだったのでしょうか?

バラエティ番組で喋りすぎた古舘伊知郎さんにブチギレた芸人とは、いったい誰?

さて、ここでクイズです!

バラエティ番組で喋りすぎた古舘伊知郎さんにブチギレた芸人とは、いったい誰でしょうか?

ヒント…

①吉本新喜劇座長経験者で、切れ味鋭いツッコミが持ち味

②ニュース番組からバラエティまで幅広く出演し、場の空気を読むコメント力に定評あり

「さっきから一人でしゃべりやがって、なにさらすねんコラァ」

正解は…お笑い芸人の小籔千豊さんです!

古舘伊知郎さんが、2024年7月17日更新した自身のYouTubeチャンネルで語ったところによると、ふたりはテレビ朝日系でかつて放送されていた『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』のスペシャル番組で共演。そのときの出来事が、いまだに強烈な記憶として残っているといいます。

「『報ステ』が終わって、完全にブレーキを失った乗用車みたいになってますから、報道の12年のくびきから逃れて、バラエティーが楽しくてしょうがなかった。子どもが遊園地に行ったみたいになって。べらべらしゃべっていた」

そんな“バラエティ解放モード”の古舘さんに対し、ついに小籔さんが「さっきから一人でしゃべりやがって、なにさらすねんコラァ」と声を荒げたようです。

「まじで生活をちゃんとしなければならない」

小籔さんは「そんなことは言ってないと思います」と笑いながら否定するも、古舘さんはこの“喝”で一気に冷静さを取り戻したと振り返ります。

「凄く爽快で、憑き物が抜けたような気持ちで。俺、土下座したもん。あの興奮と、憑き物が抜けていく感じは、それ以降ないですよ」

古舘さんが土下座すると、小籔さんは「そんなことしないでください」と態度を急変。それを見た古舘さんは「キレてた人が、急に慈しみに変わったんですよ。この人、おかしいんじゃないかって思いました」とスタジオの笑いを誘っていました。

一方、小籔さんはあくまでバラエティの流れであり、古舘さんに対して本気で怒ったわけではないと説明。

「一応、バラエティー的に“しゃべりすぎちゃいますの?”みたいな感じだったと思うんですよ」「僕が存在するんじゃなくて、番組として成立させないといけない。僕がウケようがウケまいが関係なく、番組として成立させるために、ここで僕はどういう動きをしたらMCは助かるのか、おもしろくなるのか、またディレクターさんとかが使いたいなと思ってくれるのか、演者が助かるのか…」

さらに、「“俺がおもろいことを言うんだ”と昔は思っていましたが、おっさんになって、まじで生活をちゃんとしなければならない、子どももおる…ってなったときに、貢献をするには…ということを考え出して」と、“家庭と芸人”の間で自分が果たすべき役割を見つめ直したと語っていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

誰もが知る“喋りのプロ”古舘伊知郎さんでさえ、バラエティの現場では思わぬツッコミを受けることもあり、それがテレビの世界のリアルであり、おもしろさでもありますよね。

そしてその場を瞬時に読み取り、番組として成立させるための小藪さんのプロ意識こそが、長年テレビに出続ける理由ではないでしょうか。このエピソードは、テレビの裏側にある“プロたちの矜持”を感じさせてくれますね!