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キッピスの「マンガで知る北欧」:クルタとトプソの北欧暮らし Vol.1

  • 2025.4.18

自然と人との距離が近い北欧。特にフィンランド語には、自然や環境を動物で表す愛らしい表現があります。その一つが、hiirenkorva、読み方は「ヒーレンコルヴァ」。 直訳すると、「ねずみの耳」という意味で、芽吹いたばかりの小さな葉っぱのことをいうそう。
 
ほかにも、ketunleipä「ケトゥンレイパ」 (きつねのパン)が、コミヤマカタバミという小さな花を咲かせる野草のことだったり、 hiirenhiljaista (ねずみの静けさ)は、とても静かで落ち着いている環境のことだったり。 その言葉を口にするだけで、かわいい動物のイメージがつながって、ちょっとほっこりさせてくれる独特な表現ですよね。
 
ブランド「kippis」から新登場した、北欧の森に住むクマのクルタと、ウサギのトプソと一緒に、これから北欧の暮らしや言葉を楽しんでいってくださいね。

Eri shimatsuka

日本で英語の教師をしてから、美大進学を志し、2007年にヘルシンキに移住。アアルト大学でテキスタイルデザインを学ぶ。在学中にマリメッコ社アートワークスタジオ勤務した後、フリーランスデザイナーに。

現在はマリメッコ、サムイ、ラプアン カンクリなどの国内外ブランドやメーカーにデザインを提供。『フィンランドで気づいた小さな幸せ365日』(パイ インターナショナル)などの著書があり、2022年にフィンランドで絵本『Kettuja hiljaisuus(きつねと静けさ)』も出版。

About kippis kippis(キッピス)は北欧テキスタイルデザインのブランド。
フィンランド語でkippisは「乾杯」の意味。一日の終わり、ほっと解き放たれるような感覚をくれる「乾杯」の瞬間は、日々の暮らしのごほうびのようなもの。そんなあたたかなひとときをイメージして、デザインを展開しています。

illustration : Eri Shimatsuka edit & text:kippis
 
 
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