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【韓国・ソウルで人気のグルメ3選】“本当においしい!”と地元で愛される名店をご案内

  • 2025.4.15

韓国の食文化に触れられるおいしい韓国料理に舌鼓

「パブ、モゴッソ(ごはん、食べた?)」韓国では親しい間柄で日常的に交わされる挨拶。
食を大切にする歴史的な背景や、相手への思いやりや関心を表す、韓国らしいあたたかな習慣です。
 
他にも食事の際に「バンチャン」と呼ばれるおかずをたくさん並べて食べる文化があります。
キムチやジョン(チヂミ)など、さまざまな種類があり、主食であるご飯やスープと一緒に楽しみます。日本のおかずに似ていますが、韓国ではその数が多く、食事のたびに10種類以上のバンチャンが並ぶことも。
また、旬の食材を味わうという点も日本と似ていて、最近は特に健康ブームで体によい食事や食材が注目されています。
 
わかめスープは、日本でもおなじみですが、韓国ではお誕生日に食べる特別なメニューのひとつ。産後の女性の回復食でもあり、産んでくれた母親に感謝するという意味で食べられるのだそう。
 
今回は
①8年連続でミシュランを獲得している人気のオーガニック料理専門店
②絶品のわかめスープで行列を生む元イタリアンシェフの店
③地元民から長く愛され続けるポッサムの名店
の3店舗をピックアップ。
韓国の食文化に触れられるお店とその魅力をご紹介します。

韓国オーガニック料理の先駆け体と心が喜ぶごはんをいただく コッパベピダ

予約なしでは入れない人気のオーガニック料理専門店。
調味料の素材からすべてオーガニックにこだわり、2018年から現在まで毎年ミシュランを獲得。韓国国内だけではなく海外からも足を運ぶ人が増えている。

コース料理のメインは、季節に合わせたオーガニック野菜やキノコを使ったジョン(チヂミ)。
卓上にも器にも花が添えられている。五感が刺激され心も満足するヴィーガンコースW59,00。

  • 韓国のヴィーガン料理がこんなにおいしいって知らなかった!

お店の名物! オムライス風ビビンバ

ポジャギビビンパセットW25,000。ポジャギとは韓国語で風呂敷のこと。玉子の風呂敷に包まれたのは、旬な食材を使用したおいしい野菜ときのこ。特製醤油を少しずつかけ、混ぜていただきます。

\お土産にしました/

【店舗情報】 コッパベピダ

ソウル特別市 鐘路区 寛勲洞 118-27
11: 30~21: 00(ブレイクタイム15:00~17:30)

※ 要予約(アプリCATCHTABLE GLOBALより可能)

旧正月・秋夕(チュソク)の当日休  

Instagram:@flowerrice_official

わかめスープの専門店で韓国の伝統に触れる オイルジェ

元はイタリア料理を学んできたシェフがオープンさせた、わかめスープの専門店。
「誕生日毎に訪れてほしい」という願いから、提供されるごはんメニューは1品のみ。
ゆっくり煮たコクのある牛骨ベースのスープが口の中に豊かに広がります。W15,000

1年のうち春の1か月しか採れないやわらかな新芽のわかめのみを使用。
初体験のわかめの食感に驚きながら「本当においしい!わかめスープだけでこの満足感はすごいです」とkazumiさん。

  • こんなおいしいわかめスープ食べたことない!

ご飯は韓国産のコシヒカリを使用。お釡で炊き上げているので、白米だけでおかわりしたくなります!

こちらも絶品!な、ミルクアイスの上にクコの実やゴマなどをのせたデザートW4,000。スープで温まった体をほどよい甘さでクールダウン。

  • つぶつぶの食感がクセになる!

【店舗情報】 オイルジェ

ソウル市 龍山区 漢江大路62ダキル 29
10:00~15:00(月~金)
※予約はInstagramのDMから可能

土日休  

Instagram:@oilje_official

現地ライターが推す名店絶品ポッサムが食べられる! カクシポッサム

現地で活動するライターさんがすすめてくれたポッサムの名店。
口の中でほろりとほどけていく茹でた豚肉、ほどよい辛さのつけ合わせなど、必ず訪れてほしい名店です。
キムチチゲもセットで1人前W9,500というお値段もびっくり。

【店舗情報】 カクシポッサム

ソウル市 麻浦区 聖地キル 25

11:00~22:00(ブレイクタイム 15:00~16:30)

無休

韓国のおいしい名店を巡ったkazumiさんの感想

韓国といえばな辛い料理も好きですが、今回巡った3店はどれも体にやさしい味付けや素材を使っていて、新しい価値観の韓国料理をいただくことができました。「コッパベピダ」で食べた、人参のジュースとお菓子は、ヘルシーでおいしくて自分へのお土産も購入しちゃいました!

photograph:Mio Matsuzawa coordination:Aiko Futamata
 
リンネル2025年5月号
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