私は彼氏のパシリ［１２］「デリカシーがない」と伝えてもピンと来ていない彼
レイさんがお母さんと元カノのカオルさんにエミさんを紹介してからしばらく経ったある日。レイさんが「なんかさ～、カオルが今度遊ぼうってさ～」とエミさんに言いました。なぜ自分が誘われるのか分からず「え？どうして？」と困惑するエミさんに「知らないけど、エミのこと気に入ったんじゃない？」と特に気にする様子もないレイさん。
「ってか、元カノと仲良いね」とエミさんがポツリとこぼすと、「ん？何？やきもち？かわいいね～」とレイさんはニヤニヤ。するとエミさんは真顔で「やきもちとかじゃなくて、ちょっとデリカシーないかなって」と言いました。
「でも別に喧嘩別れじゃないし・・今は友達だよ？友達」とエミさんの指摘に全くピンと来ていない様子のレイさん。エミさんが「ふ～ん。でも私は遠慮しておくね」と呆れたように言うと、「そうなの？じゃ、俺だけ行ってくるわ」とレイさんが言いました。
レイさんのまさかの選択に「は？どうしてそうなるの？」とエミさんが驚いて聞くと、「どうしてって・・エミが行かないならカオルがかわいそうだろ？」と当然のように答えるレイさん。エミさんは「えぇ・・思考回路意味不明なんだけど？」とレイさんの考えが全く理解できません。
カオルさんと遊ぶことにいい顔をしないエミさんにレイさんは「浮気しないって！浮気するなら隠すだろ普通。こんなオープンにしないって！」と説明。「不安にさせてる時点でおかしいでしょ？」と怒りを滲ませるエミさんに「え？不安にならないように話してるのに？」とエミさんが怒る理由がわからずきょとんとするレイさんでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。