【そっくり】歴代総理＆時のキャラ、なぜか似てる法則？「石破首相」＆「ミャクミャク」だけじゃなかった！

「愛おしくてたまらない」キャラと首相の“友情”

大阪・関西万博が2025年4月13日（日）に開幕、184日間にわたる期間がスタートします。この間、万博PRとして公式キャラクター「ミャクミャク」と連日の“共演”を果たしたのが石破茂首相。この二人、「似てる」ともっぱらの評判なのをご存じでしょうか。

公式サイトによると「細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物」というミャクミャク。独特な見た目に登場直後こそ世間がザワつきましたが、公式グッズのぬいぐるみなどは軒並みソールドアウトとなるなどキャラとしての人気は上々のようです。

そのぬいぐるみを手に同月1日、会見に臨み、ミャクミャクの小さな手を自分で動かして“お手振り”を魅せたのは石破首相。前月に開かれた超党派議連の総会では「最初見たときは、正直言って『何これ……？』と思わないではなかったが、最近愛おしくてたまらなくなりまして」と、ミャクミャクへの思いを語り、4月3日の自民党本部での開幕直前イベントでは「最近は（ミャクミャクが）いないと落ち着かないという不思議な精神状態になっております」とまで明かしていました。

X（旧ツイッター）では「石破首相とミャクミャクは似てると思う」「ゆるキャラ感が近い」「似てるから（首相はミャクミャクに）親近感持ってるのかも？」「ミャクミャクのモデルが判明した」と、両者が似ていると指摘する投稿が多数。笑ったときの口元や丸みのあるボディーなどが、確かに近いものを感じさせます。

時の首相と時のキャラ、両者がこのように似ているのは特異な現象なのか？ そう気になり、編集部は歴代首相やそのときどきのキャラたちを調べてみました。すると意外なことに「似ている！？」と感じるペアが複数見つかったのです。

2020年9月16日～2021年10月4日に首相を務めた菅義偉氏は、優しい表情や柔和な目元が東京五輪・パラリンピックの公式マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」に似ています。新型コロナ禍での開催延期と安倍晋三元首相の辞任に伴い、自身の任期中に57年ぶりの東京五輪開催を担当しました。

石破氏の前任である岸田文雄前首相（2021年10月4日～2024年10月1日）は、自身の人任期中に大阪・関西万博の開幕1000日前イベントなどでミャクミャクと共演していますが、石破氏と違って「似ている」という印象を抱かせません。しかし、表敬を受けたキャラの中では「くまモン」と似ています。顔立ちが、というより色合いが、です。チャコールグレーのスーツに白いYシャツ、赤いネクタイを締めた出で立ちはくまモンのカラーリングにそっくり。またスラッとした体型は、全国納豆協同組合連合会の公認キャラクター「ねば～る君」にも近いものを感じさせました。

「石破＆ミャクミャク」ペアに匹敵する“酷似”を魅せたのは、2001年9月21日～2006年9月26日在任の小泉純一郎元首相と、愛知万博キャラの「モリゾー」です。とんがりめの大きな目と大胆な髪型はほとんど瓜二つ。さらにさらに驚いたことに、同時期に小泉内閣で官房長官を務めた福田康夫元首相は、モリゾーの相方「キッコロ」とつぶらな瞳がそっくりという不思議な符合まで見られました。

そして、首相としての連続在職日数2822日と憲政史上最長を記録した安倍晋三元首相。その長い任期中さまざまなキャラとの共演を見せましたが、最も似ていた、ぴたりとハマっていたキャラは2016年8月、リオデジャネイロ五輪の閉会式で自ら扮（ふん）したスーパーマリオだったと思われます。このサプライズ演出は当時世界中を沸かせ、英国のBBCニュースが「リオ五輪で最も思い出に残る場面」40選に挙げるほどでした。

（LASISA編集部）