Text by 井上大輔(編集部)
昨夏にプレシーズンツアーで来日したニューカッスル。
かつて武藤嘉紀もプレーした古豪は、実質的にサウジアラビアに買収されて資金力を得ると、エディ・ハウ監督のもとで躍進を見せてきた。
今季はカラバオカップ決勝でリヴァプールを撃破して、国内では70年ぶりのタイトルも手にしている。
そうしたなか、ニューカッスルはハウ監督が13日のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場すると発表。47歳の指揮官はこの数日ほど体調不良だったが、金曜夜に入院することになったとのこと。詳しい検査を行うとしつつ、意識はあり、家族とも話せているとしている。
ユナイテッド戦で代行を務めるアシスタントコーチのジェイソン・ティンダルは、会見でこう語った。
「彼はここ数日、体調が非常に悪かった。ただ、毎日連絡を取り合っている。1日に3、4回は話しているので、試合の準備に影響はない。
まだ数日あるし、週末にはきっと大丈夫だろう。彼が仕事に来られないことは滅多にない。
（冗談交じりに）彼は今、ライブでやり取りできるツールを持っていることだろう。細部にこだわるからね。彼はトップクラスだ。だからこそ、彼は最高の監督のひとりなのさ」
詳しい病状は明かされていないが、アシスタントコーチが会見で冗談交じりの発言をしたということは、幸いにもそれほど深刻ではないのかもしれない。
7位ニューカッスルと13位ユナイテッド戦は日本時間14日に行われる。