ドジャースのトミー・エドマン外野手は10日（日本時間11日）、本拠地でのカブス戦に「5番二塁」で先発出場。6回裏に先制点となる今季6号3ランを放った。
■今季強打者へと変貌
スイッチヒッターのエドマンは今季、開幕シリーズでムーキー・ベッツ内野手に代わって2番を務め、アメリカ帰国後にはフレディ・フリーマン内野手の故障離脱中は3番も任された。前日まで14試合で5本塁打と長打力に著しい成長を見せている。
この日は両チーム無得点の7回裏、1死一、二塁で右打席に入ると、相手先発マシュー・ボイド投手の2球目低めチェンジアップを強振。角度26度で舞い上がった打球は、速度108.4マイル（約174.4キロ）で満員の左翼スタンド中段へ。値千金の一打は、両リーグトップに並ぶ今季6号3ランとなった。
今季打撃覚醒のユーティリティが見せた一発に、ドジャース公式Xも大興奮。「トミーは止められない！」と動画を添えて速報、貴重な先制本塁打を絶賛した。
試合は先発の山本由伸投手が、6回2安打9奪三振無失点の好投。エドマンの3ランで先制したドジャースが、3－0で勝利した。
Tommy is unstoppable!
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers)