登山向けウインドブレーカーおすすめ20選｜防寒や日焼け対策に！軽量モデルも紹介

登山向けウインドブレーカーはこんなときに活躍！

登山で使えるウインドブレーカーは高機能なものが豊富で、さまざまなシーンで活用できるアイテム。ここではウインドブレーカーが活躍する主なシーンを紹介します！

強風時の防風対策

山では標高が高くなるほど風が強く吹きつけ、体感温度が大きく下がります。特に稜線や開けた場所では風をもろに受けることもあるので、防風性の高いアウターが欠かせません。

ウインドブレーカーはその名の通り、防風性の高さが最大の魅力！ウインドブレーカーで風の影響を最大限減らせば、体温維持に役立つため、登山の必須アイテムともいえます。

肌寒い早朝や下山時の防寒対策

山に限らず、気温は一日の中で上下するもの。登山を始めたときは寒くなくても、下山時には気温が下がり肌寒く感じることがあります。標高が下がるほど気温は上がりますが、時間が遅くなればなるほど気温は下がるので、体温調節用にウインドブレーカーがあると便利です。

また、夜明け前後は1日の中で最も冷え込む時間帯。標高が高い場所であればさらに寒くなるので、アウターは必須です。

急な天候変化への対応

山の天気は変わりやすく、晴れていても突然風が強まったり、気温が急激に下がったりすることがあります。また、標高が高い場所では天候の変化が特に激しく、雨や霧、突風に見舞われることも少なくありません。

こうした環境ではウインドブレーカーが非常に役立ちます。軽量で持ち運びやすく、冷たい風や小雨から身を守ることで体温の低下を防ぎ、快適な登山をサポートしてくれます。特に防風・撥水機能があるものを選ぶと、悪天候時でも安心して行動できます。

虫よけや日焼け対策

登山中は蚊やブヨ、アブ、マダニなどの虫に遭遇することがあるため、虫よけ対策が必須。虫よけはスプレーなどのアイテムを使うことはもちろん、長袖・長ズボン(タイツやレギンス)を着用することも大切です。また、日中は季節に関わらず紫外線を受けるため、日焼け対策もしなければなりません。

登山用のウインドブレーカーの中には防虫加工やUV加工が施されたものもあるので、防虫や日焼け対策をしたい人は生地にどのような機能があるかチェックしましょう！

ウインドブレーカーの人気ブランド

モンベル

1975年に設立された国内ブランド「モンベル」。リーズナブルな価格ながら、高機能なアイテムが豊富で幅広い世代に支持されているブランドです。

GORE-TEX(ゴアテックス)や軽量性に優れた独自素材のバリスティック エアライト(R)など、登山シーンに最適な機能をそなえたウインドブレーカーを数多く取り扱っています。

ザ・ノース・フェイス

アメリカ発の人気アウトドアブランド。高機能かつデザイン性に優れたウェアを数多く手がけ、若者からミドル層にかけて絶大な人気を誇ります。

ザ・ノース・フェイスのアイテムは、シンプルながら流行に流されないデザイン性の高さや、長く使えることが魅力です。ウインドブレーカーはファッションアイテムとしても人気が高く、シティユースにも取り入れられます。

マムート

1862年と創業と、160年以上の歴史を誇る老舗アウトドアブランド。スイス初のブランドで、マンモスのロゴでおなじみです。

マムートのつくるウェアはシンプルなデザインと、ヨーロッパらしいパキッとした色使い、長年の技術が詰まった機能性の高さが特徴。世界約40カ国で展開され支持されるウェアは、環境に配慮されつくられていることもポイントです。

パタゴニア

環境に配慮し長く使えるウェアをつくり続ける「パタゴニア」。リサイクル素材を使用した環境に負荷をかけない物づくりで、登山家からの支持が厚いブランドです。

パタゴニアのウェアは機能性の高さとカラフルなカラー展開も魅力。登山ウェアも個性を生かしたい人にぴったりな、珍しいカラーや柄のアイテムを多く取り扱っています。

ヘリーハンセン

オイルスキン製造から始まり、数々の防水性の高いウェアをつくり、発信してきたブランドの「ヘリーハンセン」。ヘリーハンセンならではの防水ウェアは、海にかかわる人だけでなく、登山家やスキーヤーやスノーボーダーからも愛されています。

ウインドブレーカーは耐水性や撥水性はもちろんのこと、透湿性も高いので汗がこもらず快適に着用可能。デザインの要所要所にヘリーハンセンのルーツである海や船をイメージしたデザインが施されていることもポイントです。

【メンズ】登山向けウインドブレーカーおすすめ10選

ここからは、メンズ向けの登山用ウインドブレーカーのおすすめ10モデルを紹介します。ザ・ノース・フェイスやモンベルなどの人気ブランドから機能性の高いモデルを厳選しました！

ザ・ノース・フェイス スワローテイルベントフーディ

軽さや携行性にこだわった薄手の防風ジャケット。耐久撥水加工が施された生地は汗をかいてもベタつきにくく、快適に着用できます。ベンチレーションが背中と脇、ポケットにあるので通気性も良く熱気がこもりません。
【基本情報】
・サイズ展開：S、M、L、XL
・カラー展開：オレンジ、ブラック、ネイビー、グレー
・重さ(約)：120g
 

ザ・ノース・フェイス ハイドレナウィンドジャケット

ザ・ノース・フェイスらしい肩の切り替えデザインがおしゃれな一着。撥水加工施されており、小雨程度であれば防げるほか、裏地はポリエステルメッシュを使用し肌離れが良くなるようデザインされています。裾にはアジャスターが付いているので風の侵入をしっかりと防げます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ブラック/タン、レッド、ネイビー/ブルー
・重さ(約)：-
 

ザ・ノース・フェイス トレニアンジャケット

耐久性の高い50デニールのナイロン素材を使用したジャケット。フードは収納可能で、シーンに合わせてスタイルを変えられることもうれしいポイントです。ややオーバーサイズなデザインで、中にインナーダウンなどを着込めます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：グレー、ブラック、タン、ブルー/ネイビー
・重さ(約)：-
 

モンベル EXライト ウインド パーカ

独自の極薄素材である「バリスティック エアライト(R)ナイロン・リップストップ」を使用したウィンドシェルジャケットです。熱気を効果的に排出し、常にドライな着心地をキープ。手のひらに収まる収納サイズを実現し、持ち運びの負担もありません。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ブルー、グリーン、グレー、ホワイト
・重さ：56g
 

マムート ハイキング ウィンドブレーカー フーデッド ジャケット アジアンフィット

すっきりとしたレギュラーフィットパターンを採用した、ウインドブレーカー。首元はやや高めにつくられていて風の侵入をしっかりと防ぎます。カラー使いやすいネイビーやカーキなど全5色あり、登山はもちろんタウンユースでも重宝すること間違いなしです！
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ブラック、ネイビー、カーキ、ベージュ、イエロー
・重さ：308g
 

マムート コンベイ ウィンドブレーカー フーデッド ジャケット アジアンフィット

軽量ながら小雨にも対応できる撥水機能のあるモデル。フードは伸縮性のあるパイピング処理がされているので、登山中も快適にフィットしてくれます。フードにコンパクトに収納できるパッカブル仕様や、ファスナー付きポケットをそなえ使い勝手も抜群です。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ブルー、レッド、ブラック、ホワイト、ブラック/ホワイト
・重さ(約)：138g
 

パタゴニア トレントシェル 3L・レイン・ジャケット

3層構造で抜群の防水性と透湿性を両立するパタゴニアの人気モデルです。フォーム入りのつばを内蔵したフードはフックやコードで留められるほか、首にあたる部分にはマイクロフリースの裏地を使用し肌触りも良好。ハンドウォーマーポケットや、袖口のテープ、ドローコードなど登山に役立つ機能も満載です。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL、XXL、3XL
・カラー展開：モスグリーン、ブラック、ブルー、オレンジ、イエローほか9色
・重さ(約)：400g
 

ヘリーハンセン スプリットセイルジャケット

廃棄された漁網を使う漁網リサイクルナイロンを素材の一部に採用した、環境に優しいジャケット。ナチュラルな風合いであることにくわえ、ナイロン素材特有のシャカシャカ感をおさえた生地を採用し、肌触りがやわらかであることも特徴です。
【基本情報】
・サイズ展開：S、M、L、XL
・カラー展開：ネイビー、アイボリー
・重さ(約)：-
 

MILLET(ミレー) ブリーズバリヤー II ワイルダー ジャケット

ミレー独自開発の、繊維の奥深くまで撥水加工を持たせた画期的な生地「ブリーズバリヤー(R)」を採用した、ウインドブレーカー。複数回の洗濯でも撥水性が落ちないので、機能性を保ったまま長く使えます。パッカブル仕様で、山やキャンプなどさまざまなアクティビティに気軽に携行可能です。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ベージュ、グリーン、ブルー、ブラック
・重さ：158g
 

karrimor(カリマー) wind shell hoodie

片手でフードのフィット感を調整できる「ワンハンドフードアジャスト」を搭載していて、暴風時でもサッとフィッティングを高められる、カリマーの一着。ザックのハーネスに干渉しないよう配置されたポケットはベンチレーション機能もあり、ファスナーの開け閉めによって、温度調整が可能です。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：ブルー、ホワイト、ブラック
・重さ：144g
 

【レディース】登山向けウインドブレーカーおすすめ10選

次に、レディースの登山向けウインドブレーカーを10製品紹介します。人気ブランドからおしゃれでシティユースしやすいモデルを選びました！

ザ・ノース・フェイス ベンチャージャケット

パックに常備するアウターとして、防風ジャケットとして、幅広く活躍するベンチャージャケット。フィット感を高めながら、視界をさえぎらないよう工夫されたシルエットで、登山に集中できます。フロント部分は止水ファスナーを採用し、雨でも水をしっかりと防げます。
【基本情報】
・サイズ展開：S、M、L、XL
・カラー展開：ブラック、グレー、エメラルド、ベリー、パープルほか1色
・重さ(約)：210g
 

ザ・ノース・フェイス コンパクトジャケット

コットンライクでナチュラルな風合いの生地を採用し、登山シーンにぴったりなコンパクトジャケット。ミドルレイヤーと合わせやすい、やや余裕のあるシルエットで、さまざまなシーンで大活躍間違いなしの一着です。付属のポーチに収納できるので、楽に持ち運べます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：アイボリー/ベージュ、ブラック、ベリー、グリーン/カーキ、ネイビー/ブルー
・重さ(約)：280g
 

モンベル U.L.ストレッチ ウインドジャケット

重さわずか100g以下と軽量性を追求したウインドブレーカー。ドローコードでフィット感を調整できるほか、撥水加工もほどこされているので天候を選ばず使えます。ポケッタブル仕様で非常にコンパクトになるので、いざというときの一着としてそなえておくと便利です。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：パープル、ラベンダー、ターコイズ
・重さ：97g
 

ヘリーハンセン スカンザライトジャケット

さまざまなシーンで着まわせるヘリーハンセンの定番モデル。重ね着しやすいゆったりとしたシルエットで、ダウンベストやインナーダウンと合わせられます。船が前進して行くときに海面に現れる航跡と、大航海時代に船乗り(航海士)が飲んでいたシェリー酒のボトルをイメージした、背中側のデザインが特徴です。
【基本情報】
・サイズ展開：S、M、L、XL
・カラー展開：ライトグレー/グレー、アイボリー、ブラック、アイボリー/ペールブルー
・重さ(約)：-
 

ミレー ティフォン ストレッチ ジャケット

高機能ながら着心地も抜群なミレーのロングセラーレインジャケット。自社開発した3層防水透湿素材の耐水圧はなんと30,000mm。透湿性は50,000g/m2/24hと非常に優れており、登山での頼れる一着になること間違いなしです。フードはヘルメットにも対応しているので、さまざまな登山シーンで使えます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L
・カラー展開：ピンク、ホワイト、ベリー、グレー、ブルー
・重さ(約)：260g
 

マムート グライダー 2.0 ウィンドブレーカー フーデッド ジャケット アジアンフィット

防風・撥水性に優れたウインドブレーカー。ポケッタブル仕様でキャリーバッグを失くす心配がないことも特徴です。カラーは山でも存在感を放つ明るいグレー、レッド、ブルーの3色展開。背面には通気性の高い素材を使い、汗ばんだときも涼しさを提供してくれます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、XL
・カラー展開：グレー、ブルー、レッド
・重さ(約)：165g
 

ARC'TERYX(アークテリクス) スコーミッシュ フーディ ウィメンズ

Tyono(TM)30ナイロンでつくられた最先端の高耐風性素材を採用した、ウインドブレーカー。軽さを保ちつつ強度を高めており、長く使えることが最大の魅力です。収納した状態ではコードループが付いているのでカラビナでザックにかけて持ち運べます。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L
・カラー展開：ホワイト、オレンジ、ブラック、グリーン、パープル
・重さ(約)：120g
 

カリマー triton jkt

90年代のアーカイブモデルのマウンテンパーカーをベースにつくられた一着。当時のカラーやワッペンなどのディテールを残しつつ、シルエットは現代的にアップデートされています。ウエストコードを絞れる仕様で、スタイルを良くみせられることもうれしいポイントです。
【基本情報】
・サイズ展開：S、M、L、XL
・カラー展開：ブラック、ベージュ、ブルー
・重さ：481g
 

and wander(アンドワンダー) PERTEX wind jacket

機能性もデザイン性も譲れない人におすすめのブランド「アンドワンダー」。高い防風性、撥水性、通気性、耐久性を持つ「PERTEX QUANTUM AIR」を生地に採用し、おしゃれと登山を同時に楽しめます。部分的にリフレクターステッチが施されているので、視認性も抜群です。
【基本情報】
・サイズ展開：WS、WM
・カラー展開：ネイビー、ピンク、ブラック、ホワイト
・重さ(約)：212g
 

WORKMAN(ワークマン) 耐久撥水ストレッチ ウィンドブレーカー

1,500円(税込)と驚くべき価格のウインドブレーカー。裏地は総メッシュ仕様なので、汗をかいてもベタつかず快適です。撥水加工のある表地を採用し、小雨にも対応できます。カラーやサイズ展開が豊富なので、色違いで購入したり、家族ぶんそろえたりするのに最適なアイテムです。
【基本情報】
・サイズ展開：XS、S、M、L、LL、2L、3L、4L
・カラー展開：ホワイト、ブラック、ブルー、オレンジ、ベージュほか1色
・重さ(約)：-

 

登山向けウインドブレーカーの選び方

ここからは登山で使うウインドブレーカーの選び方を紹介します。初めてウインドブレーカーを購入する人は、自分に最適なモデルが選べるよう見るべきポイントをおさえましょう！

防風性と季節に応じた防寒性

登山用のウインドブレーカーで最も重要なのは防風性です。一般的にナイロンやポリエステル素材でできたものが多いですが、ナイロンであればデニール数が高いほど防風性も高まります。ただしデニール数が高いものは重さも増すため、登山をする場所の気候や時期に応じた素材を選びましょう。

また、夏は通気性の良い薄手のモデル、冬は防寒性があり裏地がフリースや起毛素材のものなど、季節に応じた防寒性をそなえたモデルを選ぶことがベター。季節や気候に合わないものを選んでしまうと、汗をかいて熱中症になったり、身体が冷えて低体温症を引き起こす危険性もあるため、慎重に選ぶことがおすすめです。

透湿性

防風性と同じくらい重要な要素が透湿性(通気性)です。透湿性は衣類の内側の湿気を外に逃がす性能のこと。登山では汗をかく場面が多く、透湿性が低いと汗ムレが起こりやすくなります。汗によるムレが発生すると、熱がこもってオーバーヒートしたり、汗が冷えて低体温症を引き起こしたりすることも。

透湿性が高いウインドブレーカーは、快適に行動できるだけでなく、体温調整や安全面にも大きなメリットがあります。透湿性の指標(g/m2/24h)やベンチレーションが配置されている位置などで、透湿性を事前にチェックしておきましょう。

軽量性

登山では荷物をいかにコンパクトにまとめるかが課題のひとつです。ウインドブレーカーも同様に、小さくたためて軽量なものだと、持ち運びの負担になりません。

ウインドブレーカーを脱ぎ着する可能性が高そうな登山では、重さ300g以下で、パッカブルやポケッタブル仕様のものを選びましょう。ただし、軽いものだとそのぶん通気性が高く薄手の場合もあるので、時期や場所を考慮して選ぶことが大切です。

撥水・防水性

山は天気が変わりやすく急な雨や霧などによって、登山中に濡れることもしばしば。そのため、撥水性や防水性をそなえたウェアだと安心です。

完全防水のウェアだと透湿性や通気性が落ちてしまい、内側がムレてしまうこともあるので、撥水加工程度のものがおすすめ。本降りの雨の場合は、レインウェアを併用するようにしましょう。

また、防水透湿素材GORE-TEXは、雨の侵入を防ぎつつ湿気を外に逃がしてくれるので登山に最適。やや高価なものが多いものの、耐久性が高く長く使えるため、気になる人は一度チェックしてみましょう。

ウインドブレーカーで登山に出かけよう！

登山やツーリング、日常の防風対策として活躍するウインドブレーカーは、軽量で持ち運びやすく、1枚あるだけで快適さが格段にアップするアイテムです。選び方のポイントをおさえ、自分のスタイルや用途に合ったモデルを見つければ、風や寒さからしっかり身を守れます。今回紹介したおすすめモデルも参考にしながら、ぜひあなたにぴったりのウインドブレーカーを見つけてください！