「おい」「やめろって言ってんだろ？」超一流女優の“意外な素顔”…朝ドラで“１０年ぶりの快挙”を達成した【母として奮闘する女優】

2025.5.3

母として子育てをしながら、さまざまな作品に出演する人気女優。今回は、そんな母として奮闘する名女優5名をセレクトしました。

本記事では第2弾として、杏さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

母としても奮闘する名女優・杏

主な出演作品：連続テレビ小説『ごちそうさん』、ドラマ『花咲舞が黙ってない』など

経歴

杏さんは、15歳のときに集英社『non-no』の専属モデルとして芸能界デビュー。アメリカの週刊誌『News Week』にて、2006年「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれたことで、世界中から注目を集めます。それから2007年、ドラマ『天国と地獄』で女優デビューを果たしました。

女優としてだけではなく、モデル・タレント・アーティストなどマルチに活躍した杏さん。そんな杏さんの転機となった作品が、2013年放送の朝ドラ『ごちそうさん』。ヒロイン役に抜擢された杏さんは、その自然体な演技で多くの視聴者の心を鷲掴みにしました。プライベートでは、2016年に双子を出産、2017年11月には第3子を出産し、3児の母としても奮闘しています。

杏の代表作・連続テレビ小説『ごちそうさん』

杏さんは2013年にNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で、ヒロインに抜擢されました。本作はNHK「連続テレビ小説」シリーズの第89作目に制作された作品で、全150回の期間平均視聴率は関東地区で22.4%と高視聴率を記録しています。（ビデオリサーチ調べ）この結果は、過去10年間で最高を記録し、社会現象を巻き起こした『あまちゃん』を超える結果に。

本作の見どころのひとつは、秀逸な脚本です。序盤はドタバタラブコメディのような展開で物語が進むのですが、徐々にギクシャクした人間模様が繰り広げられていきます。また、「ごちそうさん」というタイトルのとおり、非常に美味しそうな料理の数々も見どころです。

SNSでは「リアルタイムで見てて凄く好きだった」「感動して泣いちゃった」「朝ドラで一番好きだったのがごちそうさん」と高く評価するコメントが多く見られました。

育児の本音を告白…杏の今後の活躍にも要チェック！

現在シングルマザーとしてフランス・パリで育児に励んでいる杏さん。ある番組で『2022年好きなママタレントランキング』の1位に輝いたことを紹介された際には「嬉しいですけど…すごく素晴らしいお母さんっていうわけではない」と心境を明かし、何度言っても子どもたちが言うことを聞かないときは「おい」「やめろって言ってんだろ？」と𠮟ることもあると意外な一面を明かしています。

バラエティ番組『マツコ会議』にゲスト出演した際には、「“3人子どもがいてスゴイね”とたまに言っていただくこともあるんですけど、お母さん、人の手を頼りましょう！私は1人では子育てしていません。できません。無理です。これは声を大にして言いたいです」と子育てに対する意見を語っています。

加えて、「日本のお母さんは頑張りすぎなところがある。こっちはベビーシッターが送り迎えする」と、日本とフランスの子育ての違いにも言及した杏さん。それに対し、MCを務めるマツコ・デラックスさんも「日本は本当に思う。お母さんに押しつけすぎだよね、すべてを」と共感。SNSでも「あまりにもよくて共感しかなかった…」「杏さんの視野の広さと考え方本当に素敵！少し心が楽になったかも」など、杏さんの意見に共感するコメントが多く見受けられました。

今後も、母親として奮闘する女優・杏さんの活躍に期待が高まります！

ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

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